また藤田敏八監督の映画観る。
『もっとしなやかに もっとしたたかに』(1979年)
「ニューファミリー」って何?!
なんて言えちゃうわたしは若いのだ、と勘違いしそうです(笑)。
もうとっくの昔の死語なんでしょう。
偶然、この前観なおした『クレイマー、クレイマー』(同年でも日本公開はたぶん1980年?)と通じるところもあるので面白いなあと思った。その時代の空気としてあったんでしょうね。
当時わたしは子供だったのでそういうことは分からなかったけど、
80年代がやってくる!っていう、ワクワク感がかなりあったのは憶えています。
映画の話に戻りますけど
奥田瑛二かわいいですね。この当時でもう29だったの?
坊やっぽい。
奥田瑛二といえば、この作品と同年の公開で、わたしの好きな映画でもある
『もう頬づえはつかない』でも同じような印象で、かわいいと思いました。
この役柄は、優しいけどどこか優柔不断な男子の代表、という感じにも取れるんでしょうけど
どうでしょうか。いまどきの頼りないダメ男(そんなサンプルデータあるのかよ?)より全然男らしく感じます。血気盛んなところもあるし。
森下愛子さんは相変わらず、小悪魔でした。
最後、「あ~らよっと」みたいな終わり方がなんともオカシい。
コメディにすら感じました。
不謹慎ですけどもね。
あの終わり方、割と好きです。