停点理論5 | Siyohです

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音楽とスピリチュアルに生きる、冨山詩曜という人間のブログです

先日ムーの編集長にレジメを送って、30ページもらえますかと打診しました。30ページというのは雑誌記事としてはかなりの分量なのですが、実際これでも書き切れるかどうか。下記はそのレジメの簡略版です。こんな感じの記事は読みたいでしょうか?

マンデラエフェクトの正体に迫る

第一章 マンデラエフェクト

マンデラエフェクトの始まり

マンデラエフェクト(効果)とは、社会的・地理的に関わりのない大勢の人々が事実と異なる記憶を共有しているのに、その情報源が一切存在しない現象を指す俗語。ここでは2009年にフィオナ・ブルームがmandelaeffect.comのドメインを取得し、この言葉が広がっていく過程を紹介する。
実は、日本では英語圏でマンデラエフェクトが認知される以前から、この主の記憶違いが議論されていた。その発端となった宮尾すすむ氏に関する2ちゃんねるその他のスレッドも詳しく紹介する。

加速するマンデラエフェクト

マンデラエフェクトの多くは、本人ですら単なる思い違いかもしれないと思える、いわばどうでもよいことだ。しかし中には、思い違いなどあり得ないほど整合性に満ちた、しっかりした記憶で成り立っているものもある。さらに近年になると、今までより更に異常な記憶違いが出てきている。

 

第二章 ジョン・タイターが引き起こしたマンデラエフェクト

三通のFAX

1998年、アート・ベルが担当する人気ラジオ番組に明らかにタイターからだと思われるFAXが二通届いている。しかしその中の一通目に関して、現在認識されているのとは違うバージョンを覚えている人たちがいる。その放送を書き起こしてフォーラムにアップした人がいて、FAXの内容は完全に判明している。当にマンデラエフェクトのような現象だが、この一通目の2バージョンを比較すると、タイターがどのような道を歩んできたかがよく見えてくるし、今私たちがどのような世界線にいるのかもわかる。

 届かなかったメール

タイターは未来に戻る前に、帰る途中の1998年、または2036年についてから、フォーラムで親しくなった人たちにメールすることを約束した。メールの場合、タイターはFAXと違って届かないだろうと言っていて、実際そうだった。しかしメールを頼んだ人たちの現実は変化してしまったのだ。突然見た頃のない建物が建っていたり、未来の自分が現れたり、今しがた見たものが次の瞬間に変化したり。

第三章 停点

梯子の物語

梯子の物語を少しだけ紹介する。

停点における現実

梯子氏が体験した話は2ちゃんねるが発祥だけに信じてもらえない人も多いと思う。そのため、ここで霊能者の神楽京氏が、時間を止める女性と対峙したことを少し紹介する。そこから霊能者たちと親しくしていると霊能力が芽生えたりする事実、エイリアンのシェイプシフトのメカニズムなどを踏まえて、現実とは一体何なのかを考察し、停点の現実は多重構造であるべきことを結論する。

停点理論

停点理論というのは停点そのものの性質だけではなく、これらの停点を人がどう渡り歩いていくのか、普通ならつながらない停点をつなげるにはどうするかなどの、停点に関する総合的な理論のようだ。この内容をゆんゆんたちの発言から読み解き、彼らが使っているバイブル・本流・支流・PPといった言葉の概念を明確にしていく。

他の停点にいる自分たち?

どの停点にも想像した「自分」が存在していて、自分の意識がその自分たちを渡り歩くのが、いわゆる停点を移動するということ。しかしその場合、意識の焦点があっていない停点の「自分」は一体どのような存在なのだろう。筆者はこれが幽霊と同じようなものだと考えている。

第四章 記憶と人間存在

フレデリック・マイヤーズによる死後の世界像

マイヤーズとSPRについて概説し、彼がどれだけ手堅い研究者であるか説明する。次にマイヤーズが死後30年間研究した成果を著した二冊の本について、それがなぜマイヤーズからと言えるのかを示し、簡単な全容を紹介。

 記憶とは

マイヤーズは、記憶は身体とは別の場所にあると言っている。私たちが何かを思い出そうとするとき、その意志は現在物理でわかっているよりもはるかに細かい、精妙なエッセンスを引き寄せる。引き寄せられたエッセンスは、意志の力に応じて見えない流体に刻印をする。その刻印がされると、それと脳細胞がつながり、思い出したいものが認識されるのだそうだ。この作業をよりよくこなすための「意志」だが、マイヤーズはこれが、自分自身ではなく、もっと大きな存在から来ていると述べている。意志とは、私たちの外部にある大意識(the larger mind)から流れ入るエネルギーのことだというのだ。   

生まれ変わりとグループソウル

魂の集合体であるグループソウルをよく理解してもらうために、生まれ変わりを含めたグループソウルの成長過程、そこで起きる記憶の共有などを説明。魂は複数の世界線で生きているので、それらの複数の、どの「自分」の記憶を持ってくるかは大意識次第だ。さらに言うなら、同じグループソウル内の全く別人の記憶を持ってくることもあり得る。グループソウルのこうした行いは、当然マンデラエフェクトを生み出す。

アストラル界も含めた停点移動

死後の世界の一部であるアストラル界も含めた停点移動の実際を説明。

第五章 世界線の分岐

世界線は大きく4つにわかれる

2ちゃんねるで有名になった、2014年の「このルートの人間はパラレルワールドを信じるか?」の内容を紹介する。このトピ主は他の世界線の自分と精神を入れ替えることができ、それらの情報から、これから世界が大きく4つに分かれていくと結論した。

ポールシフトの世界線

帰れなくなったタイターを迎えに来たチャーリーは、彼の世界線でおきたポールシフトのこと、その結果としてできた社会の話を詳しく述べた。彼の世界線ではポールシフトのあと、残った資源を奪い合って戦争があり、人類は1億人程度にまで減ってしまった。ここでプレアデス、シリウスなどのエイリアンたちが人類に物理的にコンタクトしてきた。人類はエイリアンたちをビジターと呼び、彼らと協力し始めた。

人類の分岐を見守るエイリアン

チャーリーがエイリアンたちから学んだ知識として、人類は現在第三密度から第四密度に向かっていること、彼らは人々がSTOとSTSのどちらに行くのか見守っていることを紹介する。STOはService to Othersの略で、他者奉仕を意味し、STSはService to Selfの略で自己奉仕を表す。
 

第六章 マンデラエフェクトは新しい本流を作る

原因のひとつは思考の拡大

思考が拡大すると本人の振動数が上がり、通常は選べない方向の停点を選ぶ。個人は本流に逆らわない限り、その中の分流をいつも動いている。しかしマンデラエフェクトが起きる状況というのは、その範囲を超えた移動をするということなのだろう。つまり別な集合無意識へと移動するのだ。

1998年-2009年

タイターたちが飛び回ったこの期間は重要な時期だ。1998年には人類史上において極めて重要な、知られざる出来事があった。スコールグループが遠い異次元とのポータルを開いたのだ。一方2009年はmandelaeffect.comができた年。その前年に梯子氏は奇妙なコンタクトを受けた。

マンデラエフェクトは新しい本流を作る

タイター、チャーリー、ゆんゆん、未来人たちの情報を公開した梯子氏、こういった人(存在)の行動を受け入れる人々は、かつては分流に過ぎなかった。しかしマンデラエフェクトが広がり、それを経験する人たちが多くなった結果、科学で説明できないことを体感する人が増えてきた。こうして、今までは非現実的だった世界線を作る人たちの数が増えて、それがひとつの本流になり得る時代が来たのだ。

象徴としてのマンデラエフェクト

マンデラエフェクトのもうひとつの原因として、大意識が意図して引き寄せる、グループソウル内の他の魂の記憶が考えられる。現在の世界線にいて、今までにないタイプのマンデラエフェクトを経験している人たちは、単なる意識の拡大だけではなく、大意識が大きく関わった結果としてその体験をしているのではないだろうか。

 

 

この内容って、一冊の本にもできますよね。でもそれをなんとか30ページに収めようとしています。さて、思い通りに行くのかどうか。