今年最後のブログです。こんな私のブログを読んでくれている方々、ありがとうございます。来年も頑張って書いていきます!
ところで最近、霊現象はなぜ光が苦手なのかを時々考えていました。昼の光の中でもエクトプラズムで故人の実体化をしたカルロス・ミラベリや日本の亀井三郎などという例外もいますが、普通こういった物質化の場には、弱い赤色光くらいしか許されません。オーストラリアのヴィクターの本に、物質化を明るい光の中で行えないのかと聞かれて、「それは熱帯地方で雪を欲しがるようなものだ」と答えていた霊がいました。しかしこの霊は理由を述べていません。
以前、Quoraで下記の質問があり、答えたことがあります。
どうして心霊写真は昼間に撮影した写真でもOKなのに、心霊体験は概ね夜に起きるのでしょうか?
2年前の私の回答はこんなものでした。
いくつか考えられる理由があります。
第一の理由
心霊現象を見るのに適した意識状態がある。
よく見える人にとっては、霊はどこにでも、いつでもいる存在です。しかし普通の人がそれを見るのにふさわしい意識状態と言ったら、とてもリラックスした状態です。だからバリバリ働いている昼間は当然見にくくなります。それでも、昼寝をする習慣があると、昼間でも霊を見やすいようです。
第二の理由
心霊現象は陽の光が苦手
真昼間に出る幽霊もいますが、それは中身の詰まったしっかりした幽霊でしょう。霊にはそういったものから、ほとんど幻のようなものまでいます。その幻に近い幽霊は、陽の光で霧散したりします。
第三の理由
心霊現象は電気に邪魔をされる
日が沈んで人々がリラックスしてきても、実は電気が邪魔になります。これは電灯だけの問題なのではなく、例えば真っ暗闇にして暗視カメラを使っても、その中のモーターがかなり邪魔になるようです。これに関しては昼も夜もあまり条件が変わらないように思えるかもしれません。しかし夜の場合、一旦外に出れば、陽の光はないし、電気の影響も少ないし、心霊現象が起きやすい条件が整ってきます。もしくは、電灯を消して、いろいろなものの電源を落として就寝した後もそうですね。
第四の理由
心霊現象は見ている人たちの意識に影響される。
心霊現象が起きても良いと考えている人たちと、そんなのはあり得ないと考える人たちとで比べると、前者の方が圧倒的に心霊現象に遭いやすいと言えます。これには誰でもが持っている、心の不思議な力が影響しています。心霊現象というのは実は、一方的に起きるものではなく、見る側の心の力もあって、初めて起きるのです。そのため比較的少人数で、気の合う人たちしか周りにいない、または一人でいる状態の方が心霊現象を見やすくなります。
こんなところが理由ではないでしょうか。
こんな風に答えていたのですが、最近はこの最後の理由が一番大きいように感じています。結局のところ心霊現象に限らずすべての現実は共同現実、あるいは共有現実とでも言いましょうか、たくさんの人の現実の共通点だと思うのです。よくスピリチュアルの本に「あなたの心が現実を創り出す」とあります。つまり誰でもが自分の現実を創り上げ、それが常にぶつかり合って、妥協点が見出されるとそれが認識される現実となる。これがこの世界の根本的な仕組みなのでは、とか最近思っています。更にいうと、この「現実」を創り出す力が強い人達がときどきいる。霊能者なんかはその一人で、だから霊能者の近くにいると、その人にも霊が見えたり、その声が聞こえたりする。
人は四本の軸を束ねたようなものを持っていて、、、
というような思索にふける今日このごろ。ムーの記事は無事書き終わったのですが、こうした考察まではとても字数に収まりませんでした。この先も考えていきたい課題です。
来年もよろしくお願いします。