私のスピリチュアルの背景:6.宇宙エネルギーとヒーリング | Siyohです

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音楽とスピリチュアルに生きる、冨山詩曜という人間のブログです

二十代のとき一度気功の教室みたいなところに行って、身体に気を巡らす方法を言われるがままにやったことがあります。でもそのときは何も感じませんでした。とは言え、ムー的な知識で、世界には何らかのエネルギーが満ちていて、それに気づいた人たちがプラーナ、オドの力、エーテル、オルゴンなどといろいろな名前で呼び、利用を試みて来たのは知っていました。

 

そしてあるとき「宇宙エネルギー療法」という本に出会います。一九九六年の出版で、出てすぐ読んだと思うので、三五歳の頃ですね。

「宇宙エネルギー療法」を書いた小島重信氏は当時、大阪府茨木市にある小島病院と聖ハンナ病院の院長でした。小島氏は錦鯉の飼育を通じて、活性化した水を作り最高の錦鯉を作りたいという考えから、空間に満ちている未発見のエネルギーの存在に気づきます。著者及びその他の人々の見解では、このエネルギーの粒子は、現在観測し得る最小の粒子よりも小さいということです。小島氏は、そのエネルギーの振動を解析することに成功し、共振作用を利用して、この未知のエネルギーの抽出・増幅に成功しました。この本にはそのエネルギーを実際に治療に当てた臨床記録がいくつか載っています。


例えば、あと15日と他の公的医療機関で宣言された末期のガン患者が、宇宙エネルギー療法によって四ヶ月ほど生き延び、末期ガン特有の激しい痛みを最後まで感じることなく死んでいった記録が載っています。その患者は入院時は当然激しい痛みがあり、前担当医よりモルヒネの連用許可を受けていました。しかし、この宇宙エネルギー療法を初めてからは一切の鎮痛剤を使わなかったそうです。

 

この療法は誰でも受けることができるとのことなので、私は会社を休んでそこに行きました。保険が効かず、確か27,500円でしたね。うろ覚えですが、最初に宇宙エネルギーを入れた何かの液を静脈注射したと思います。次はよく覚えています。なんだかバカでかい機械のある部屋で横になり、そのエネルギーをしばらく浴びました。その後はやはり宇宙エネルギーを入れたという水を飲んで、最後に問診でしたか。

 

この10年後くらいにあるきっかけがあって、そこからやたらとエネルギーに敏感になったのですが、この頃は全く普通でした。当時付き合っていた人がそういうのに敏感で、時々「ここすごいねー。手のひらがビリビリする」なんて言ってましたが、同じように感じたことは一度もなかったのです。しかしこの機械は、一般人の私でもビンビンに感じました! 身体が温かくなって、もう身体中を何かが駆け巡っている感じ!

この後で院長先生と話したところ、以前、腕に自信のある気功師が、自分と機械のどちらがすごいか確かめに来たことがあったそうです。その気功師はあっさりと自分より機械の方が優れているのを認め、機械の発する気を思う存分浴びて帰ったとのことです。そこで、宇宙エネルギーを封入したというカードまで購入し、私は病院を出ました。面白かったのは、このあと駅の階段を上ったときです。自分の足があまりにすいすい上がるのに、私は戸惑いびっくりしてしまいました。まるで今までずっと重りをつけて生活していて、それが外れたような感覚。そのときは、なんというか、重力に抵抗して足を上げているという気がせず、まるで足が空気のようでした。自分でもびっくりしたので、何らかの自己暗示の作用とも思えません。この治療法が大多数の方々にとって有用であると、私は確信しています。

 

そう言えばちょうど同じ頃、ヒーリングの高塚光氏の映画が話題になりました。彼は、母親が心臓破裂で医師に臨終を言い渡された後、何となく手を母の胸にあてたところ、破裂していた心臓が治ってしまったのです。そして職場に戻りこの話を同僚にしたら、それなら他の人も治せるのでは、ということになり、社内の人達をどんどん治していきます。そこから噂が広まり、現代医学では治癒不可能な病気まで治したりしたと言います。彼の半生を描いた映画は、結構有名になりました。

 

私はビデオが出ると早速購入して、前述の彼女と一緒に観ていました。映画の最後に、高塚氏がしばらく気を送るシーンがあるのですが、彼女は何かを感じながら両手のひらを向かい合わせています。その手がだんだんと離れていき、やがて彼女は「ほら、こんなに大きくなった」と言いました。どうやら手のひらの間に気の塊を作っていたらしいのです。一方の私は、何となくふわっとしたものは感じても、それだけ。その気を受け取って練り込むことのできるという彼女を、私は「本当?」と思いながら見ていました。

 

このビデオは誰かに貸して帰ってこなかったのか、今持っていません。でもこのラストシーンをYoutubeに上げている人がいました。

現在の敏感になった身体でこれを観たら、第三チャクラのあたりが何度も痙攣のように動きましたが、当時はほとんど何も感じませんでした。むしろ宇宙エネルギーの方が、何かが来ているという実感がとてもありました。小島氏が抽出・増幅した宇宙エネルギーと、高塚光さんが送るエネルギーとでは、何か質が違うのかもしれませんね。みなさんはこの動画を見て何か感じますか? 

 

こんな体験をしながらますます未知の世界にのめり込んでいった私は、ヘミシンクで更に興味深い体験をし始めます。この話は長くなるのでまた次に書きましょう。