健康補助食品とMLM | Siyohです

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音楽とスピリチュアルに生きる、冨山詩曜という人間のブログです

私はかなり昔から健康補助食品にお金をかけています。普通の人が生命保険に毎月かけている以上のお金を、毎月健康につぎ込んでいます。

 

その手のものはMLM(マルチレベルマーケティング)で売られていることが多いので、まずこの、非常に誤解されやすい商法の説明から書かなければならないでしょう。

 

MLMは通常、市販するには高価過ぎる良い製品を取り扱っていて、単なる購入者と、それを購入する権利を紹介できる人によって構成されます。前者を愛用者、後者をディストリビューターと言います。

 

ディストリビューターは他の人に商品を勧め、その人Aが購入を始めると、それに応じたディスカウントを得ます。またAがさらに他の人Bに勧めて、Bが購入を始めると、それもディスカウント額の対象となります。さらにBがCに勧めて、というように、ある程度のマルチレベルまで、自分が毎月購入している製品のディスカウントに関係してきます。どのレベルまで関係するかはそれぞれのMLMによって異なりますが、こうしたマルチレベルのラインが充実してくると、やがてディスカウント額が本人の購入額を上回り、それは収入となります。

 

通常のビジネスでも、誰か顧客を紹介した際に、その紹介料、または仲介料が手に入ることがよくありますが、MLMの場合、紹介だけではなく、「紹介の紹介」「紹介の紹介の紹介」…というように、3から7くらいまでのレベルあたりまでが、本人のディスカウントと関連するのが特徴です。とは言え、紹介した人を放っておいても、次の紹介には結びつかないのが普通なので、自分が勧めて製品を購入し始めた人たちを手厚く教育していかなければ、自己の購入額を超えて収入に結びつくことなどあり得ません。この辺はやはり、会社組織と同じような感じで、よい後輩を育てていかないとダメなのです。

 

MLMはこのように非常にまともなビジネスなのですが、巷での評判は良くありません。それはなぜでしょう?

 

 

1売るものがなく、同じような仕組みでお金だけを流通させる「ねずみ講」がまずあります。これは法律で禁止されていますが、ねずみ講とMLMの違いを分かっていない人たちがいます。

 

2MLMまがいのビジネスがあります。これは、ほとんど無価値な商品を高価に売り、マネーゲームを目的としてMLMの仕組みを使うものです。これは「製品が非常に良いけれど市販するには高すぎる」というところから始まるMLMとは全く違うものです。

 

3MLMをしている会社の理念を理解せず、何となくお金が稼げそうだということだけでこれをやる、いわゆる「不良社員」がしばしばいて、無理な紹介で世間の評判を落としています。

 

4日本人の一般的な性質として、自分で判断せずに他人の評判に左右されるというのがあります。そのため、本当に良い製品を流通させているMLMの会社が、特に日本では理解されにくい傾向があります。

 

以上のような理由から、「マルチ」という言葉に負の感情がまとわりつくようになり、日本ではMLMを「ネットワークビジネス」と呼称するようになってきています。

 

これでMLM、いや、これからはネットワークビジネスと呼びましょうか。このシステムの正しい理解ができてきたと思うので、私が今までに試してきた各種の健康補助食品を、それぞれの特徴とともに何回かに分けて紹介していきましょう。そして最終的に、こういった製品は、視えない世界の理解がないと、その本質を捉えるのが難しいことも述べていきたいと思いますビックリマーク