昭和の生まれです

数年前に記憶を保持したまま人生やり直す系なドラマがあったのを思い出します。

地球圏の物質は重力や磁場など諸々のチカラにより循環していることになります。

量子力学の講義の折に『私たちの呼気に含まれる酸素原子がカエサルの肺にあったものを含むか否か?』を算出する計算式(詳しくはすっぽり忘れたけど)によると1個以上が含まれ得る、のだそうです。

 まあ、宗教的なスピリチュアルな側面以外として物質が循環しているのは間違いがなく、魂というものが同じく地球圏の概念であるならば、呼気の酸素原子と同じく魂もまた輪廻転生という循環をしているもんなのではないか?と思います。


でもなあ、特に生まれ変わりたいと私は思ってない感じ。

今生がそれほど素晴らしいものだったか?というとこれまでの半生振り返ってそういうわけでもなかったし、来世に是非とも成し遂げたいなにかがあるわけでもない。

敢えて言うなら輪廻転生のピボットリピート状態から一旦抜け出てみたいかな、とは思う。


そうは言っても凡人なので、物質としても魂的な方向でも使いまわされちゃうんだろうな。

その場合は毎度お馴染み職場のスリムコンパクト設計素敵男子課長んちの子にでもなってみたいかな。

あの人もそろそろ三十路後半に差し掛かるんで、繁殖する気があるんならちゃんと手を打った方がいいだろうにな。

歳周り的に私が伴侶になるのは無理があるんで転生して娘か孫か、デロデロに甘えてもいい関係性な続柄に潜り込みたいですね。


アデダシ課長のお気持ち乱高下、いつもジャレてる歳若い娘社員さんに窘めてもらって以降は多少収まって来ました。

まだ半月くらいしか持続してないので信用し切れるものではありませんが、手指も絡ませてないのに倦怠期のカレシみたいなムーブを噛まされる憂き目には遭ってない。


一方で、社内開催な講習会は今年アデダシ課長の仕切りで催行されることが多くて、私としては薄氷を踏むような心持ち。

講評を求めるにも、以前のように立ち止まってもくれないようなのをまたやられるかもしれないと思うと怖くてたまりません。

講習会は楽しいんだけど、検定は相変わらず社員さんのためにある(非正規をピックアップするつもりはさらさらない)感じ。

検定に使うための花材が非正規組と正社員さんで全然違う。花の丈が足りない、傷んでる、数が足りない、これだけでも受からせる気がないのがまるバレ。

それでもチャンスを与えられたのに機会を掴めなかった実績になっちゃうので、ほんと馬鹿みたい。