from DTM to DAW 番外編(cakewalk付属のプラグイン、特にSI-Bass) | Do or Do not, There is no try.

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前回の記事(この場合の前回とはタイトルが「from DTM to DAW」の記事に対してです)で「cakewalk付属の音源やエフェクターだけでオケを作る」と書きました。

 

ということで今回はその辺を紹介する番外編その1です。

 

まぁcakewalk使い方や付属のプラグインの情報なんかは(前身時代のSONARも含め)ネット上に溢れてるので今更アレコレ書きませんが、ただまぁちょっと気になった部分もあってそれを深掘りした記事もあまり見当たらなかったのでその辺は書いてみたいと思います。

 

DAWというか波形編集ソフトには大概何かしらのエフェクターが付属してます。

イチイチ紹介しませんがcakewalkでは

 

こんなのや

 

こんなのや

 

こんなのです。

 

あと、「OVERLOUD」というメーカーのアンプシュミレータ

 

TH-3

TH-Uという有料版ソフトのライトエディションみたいなもんですが、たまに配布するBiasFX2のLEとかAmpliTube5のCSよりは種類が豊富で、多分(ある意味)フリーのアンプシュミレータでは一番中身が充実してるかも知れないですね。

 

それと同じメーカーのリバーブ

 

BREVERB 2

 

 

あと各トラックに「プロチャンネル」という設定というかシステムがあって、予めコンプやEQ等がアサインされてるんですがそこに更に、

 

上記のリバーブ含め複数エフェクターを追加することも出来ます。

(トラックにエフェクターを差し込むのとは別のシステムです)

 

 

で、上の画像の開いたウインドウの下から2つ目に「FX Chain」というのがありますが、

 

プラグインのブラウザにもありますね。

 

これ何かといいますと、

 

予め複数のエフェクターを組み合わせて基本的なセッティングがされたプリセットデータです。

 

自分もまだ色々勉強中なのでアレなんですが、これは自分で組み合わせたプリセットを作って保存することも出来るみたいですね。

 

 

更に、

 

この3つのエフェクター何故か隠れてるんですよね。

隠れてるというか、cakewalk立ち上げてプラグインを検索しても読み込まれないです。

 

当然自分も知らなかったんですけど、色々勉強してる一環で

 

この動画を見て知りまして。

(色々動画見てますけど、個人的にはこの方のが判りやすいです)

(所々にオージー訛りが出ますけどオーストラリアの方なんですかね)

 

エフェクター関係はこんな感じですね。

 

続きまして音源を。

 

まず、

 

TTS-1

 

いわゆる「総合音源」ですね。

ドラムも含め各楽器の音色が入ってる音源です。

 

自分が使ってるYAMAHA MU500

 

これも総合音源だしその下にあるSC-D70もそうですね(SC-D70音源オーディオインターフェースの複合機)。

 

いわゆる「ハード音源」と言われるものは基本総合音源ですが、それのソフト音源版ですね。

GM2(についてはこの辺この辺をどうぞ)準拠なので256音色+ドラム9種だったかな。

 

 

まぁXGGSで拡張されてるハード音源に比べたら音色は少ないですけど、もうGM規格関係ない各楽器ごとのソフト音源へ移行していく中での総合音源なのでこんなものなんでしょう。

 

ああ、この音源の中にも

 

コーラスとリバーブ、2つのエフェクター入ってますね。

まぁこれはGM2規格の音源の仕様ですけど。

 

これの説明はまた記事を改めて。

 

 

続いて各楽器のソフト音源

 

cakewalkには、

 

ベース

 

ドラム

 

エレクトリック・ピアノ

 

ストリング(セクション)

 

この4つの音源が付いてます。

 

で、この中のベースドラムについてちょっと深掘りしてみたいと思いますが、まずはベース音源について。

あまり言及してる記事とか見かけなかったので。

 

ドラムについてはこれまた別記事で書きます。

 

 

SI-Bass

 

書くとは言いましたが、基本的な情報はネット上にいくらでもあるんでその辺は書きませんw

ただちょっと気になったことを幾つか掻い摘んで。

 

まず、

 

矢印の先にあるところに(音色)プログラムが表示されるんですが、ここをクリックすると音色(プログラム)一覧が出てきます。

 

これですね。

 

この一覧をマウスのホイールでスクロールしていくんですがこの画像、一番最後までスクロールした状態なんですね。

最後の音色が半分隠れてるやないか、と思うでしょう。

 

ところがこれ、最後じゃないんです。

この開いた窓を上でも下でもいいからちょっとドラッグして上下に広げると…

 

スクロールバーが現れてしかもさっき一番最後だと思ってた音色の後に何種類もの音色が!

 

これね、ベースに限らず4つの音源全部でそうなってます

これ気づいてない人案外多いんじゃないかなぁ。

窓開いてすぐに上下に広げたりする人なら知ってるんだろうけど(てか逆に最後まで表示されないことに気づいてないかも)、付属音源をそんなに使わない人だとそこまで気にしてない気がしますね。

ある種のバグだよなぁ。

 

 

その上で(?)、この音色ですが基本的に3つに分類されます。

 

その1

音階がA♯0(LowB♭)C4(1弦17フレット)の音色。
(MIDIノート的にはA♯1C5という事にになるのかな)

これはつまり、ローBの5弦ベースの更に半音下げまで対応可能ということですね。

 BrightBass
 BrightDrive
 DeeeeepBass
 default
 DriveBass

 DubBass
 JerrysSound
 MellowBass
 MidBass
 NiceBass
 QuickSlide

 Rockish
 SlightlyHollow
(スラップ、サムとプルの区別は無し)
 SlowSlide
 UnBass

 

:デフォルトがMONOモード

 

この音色群の特徴はPU切り替え(音色変化)が有効、ということです。

そらフロント(PU1)リア(PU2)の切り替えあるんだからそうだろうよ、と思うでしょうが逆に切り替えでそういう音色変化をするのはこのプログラムだけです。

 

 

その点を踏まえて(?)、

 

その2

 

音域がC1(LowC)E4(1弦21フレット)の音色。
(MIDIノート的にはC2E5ですかね)

 

通常の2音下げまで対応可能ですね。


 Aggressive Pick
 Amped Mutes (M)
 Bass Man (L) 
 Blown Speaker (M)
 Bright One (M)
 Clean Finger (L) 
 Clean Picked (M)
 Compressed Jazz (L) 
 Crunchy Mute (M)
 Fancy Strings (M)
 Fuzz Bass (L)
 Hard Core (L) 
 Hard Pick
(M)
 Hollow Mutes (M)
 Jazz Bass (L)
 Jazz Slider (L)
 Legato (デフォルトでL)
 Nice Jazz (L) 
 Over Drive
(L)
 Pick Mute Switch (M)
 Picked Bright (M)
 Picked Mutes (M)
 Picked Slide
 Picked Velocities
 Picked Warm
 Pumped EQ (M)
 Punchy Fingers (L)
 Pure Punch (M)
 Rock O Matic (L)
 Round & Warm (L)
 Simple Mutes (M)
 Top End (L) 
 Total Overdrive

 

E0G♯0スライド音 (E0G0)

G♯0にタップ音

 

(L):PickUp2でレガートモード

(M):PickUp2でミュートモード

$:デフォルトがMONOモード

+:ベロシティ75以下ミュート音色

 

これらの音色は、但し書きにあるようにピックアップの切り替えで音色ではなく奏法的に変化します。

レガートモードは、レガートというか長めのサスティンて感じですかね。

ベロシティでミュートに変わる音色は、PUの切り替えで何らかの変化は特には無いようです。

 

 

で、最後が、

 

その3

 

Synth Bassです。
当然ですが音域制限はないです。


 Below Sub
 Crispy 303

 Dance Synth
 Fat Sub Bass
 Full Body 303
 Little Smacker
 Moog Bass
 Moog Slider
 Out Synthed
 Power Synth
 Punchy Mini.prog
 Ripp'in Synth
 Sub Bass
 Sub Plummet

 Synth Gruzz
 Synth Sub

 TB 303


:デフォルトがMONOモード

:デフォルトが短音モード(PickUp2)

PU2でドライブというか歪み成分OFFモード?(PU2でドライブをフルにするとデフォの音に近づく)
 

これもその2の音色と同じようにPUの切り替え長音モード短音モードが切り替わります。

オールドファッションなシンベを模した音色はMONOモードが多いですね。

 

 

しつこいようですが、操作だのツマミだのの説明はネット上に幾らでもあるのでここでは書きません。

 

 

 

ドラム(SI-Drum)については別記事なので、残りの2つを触り程度に

 

SI-Electric Piano

 

まぁエレピの音源ですね。

(オーバー)ドライブ、コーラス、トレモロの3つのエフェクターで音色を加工出来ます。

 

これも、

 

同じように、

 

音色が隠れてます

 

まぁどの音源でも、

 

矢印んとこの「PRG▶」ってのをクリックすると

 

窓開くんで、そこの「ロードプリセット」をクリックすれば

 

プリセットファイルのフォルダ開いて音色一覧は見られるんですけどね。

 

にしてもプリセット名に

・CP-70

・Rhodes

・Wurly

という、まんまな名前使ってるけどいいんですかね。

(一応「コーラス~」とか「~ドライブ」みたいに前後に何か付けてはいますけど)

 

 

 

SI-String Section

 

音域で3つに区切られててそれぞれに音色が割り当てられてそれぞれで音量と定位を調整できます(他の調整は全体に対して)。

 

当然、

 

同じですw

 

8つも隠れてますw

 

ストリング音源は、バイオリンだのチェロだのの生音源は当然音色が各々違うんですが、シンセ系の音色に関しては基本的に上中下の違いは無いようです(個別の設定調整は出来るしされてる)。

 

このストリングス音源はそこそこいい音してるんで、使い方及び調整次第ではありますけど結構使えると思います。

 

 

てことで、多分次にドラム音源のアレコレを。