RUSH その1 | Do or Do not, There is no try.

Do or Do not, There is no try.

ギターや音楽(含むDTM)絡みが多いかな

 

 

もうこのセットを叩く人は居ない…

 

 

 

去る1月7日にカナダのプログレ・バンド「RUSH」のドラマー、ニール・パートが亡くなりました。

 

67歳、脳腫瘍とのことです。

 

ニールは腱鞘炎が悪化してきてて、5年前の40周年記念ツアー「R40」のときに「大規模なツアーはこれで最後かも」と(バンドは)言ってました。

 

ただ、バンドや音楽活動を辞めるとは言ってなかったので、もしかしたらそのうちアルバムとか出る可能性はあるのかも、と個人的には思ってました。

(そう思ってたファンはきっと俺だけではないでしょう)

 

しかし。

 

数年前に(ベースの)ゲディが「ニールはもうドラムは叩いてないよ」とどこかのインタビューで言ってて「ああ、もう完全に引退なのか…」と。

 

とはいえ、この「叩いてない」は単純に腱鞘炎の悪化による「引退」だと受け止めてました。

 

脳腫瘍は3年ほど前からだったそうなので、今にして思うとゲディの発言はそういうことだったんでしょうね。

 

 

逝去のニュースをネットで見た日は衝撃が大きすぎて、ブログを書いては見たものの何かを書く気にもなれず

 

プログレ、HR/HMのバンドやアーティストに限らず世界中の様々なミュージシャンや音楽関係者、更にはカナダの首相からも追悼のコメントが出ていて、改めてその偉大さを痛感した数日間でした。

 
(因みに、正確な発音「パート」ではなく「ピアト」です。日本では「パート」と 発音されてるのはニールは知ってましたが特に気にはしてなかったらしいです)
 

ラッシュ絡みでは過去に何回か記事を書いてますが、



 

今一度、ちゃんと書いてみたいと思います。

 

どうにも書く気が起きなかったんですけどね、こないだ

 

マイク・ポートノイのこんなおふざけ動画を見つけて。
 
上がったのは最近だけど内容的に結構前のものなのかな、と思ったら最後に「Neil,Rest In Peace. You will always be my hero.」と言ってて。
 
なんか、文字での追悼や哀悼はたくさん見たけど、ちゃんと言葉としてマイキーが言ったのを見てホッとしたと言うか、書く気になった次第です。

 

 

とはいえ、

 

このように作品も膨大だしある程度抜粋しても長くなると思うので、3回くらいに分けて書くつもりです。

 

 

因みにラッシュは(近年はそうじゃないけど)スタジオ盤4枚出してライブ盤というリリーススタイルでして、上のジャケ一覧ので囲ったヤツがライブ盤です。

 

で囲ってあるのはリリース物ではなくDVDに付属のライブCD

 で囲ってあるのも そうなんですが、 これCD3枚BD1枚のライブでどっちがメイン だかよく分からないw 裏の曲順表記がCDが先にあるので「CD」なんだと思う)

 

左上ので囲んであるのが1stで、これのドラムはニールではありません。

ニールは2代目なんですねー。

 

アルバム作ってちょっとしたツアーも決まったけど、初代ドラマー(ジョン・ラトジー)が「うーん、ツアーとか行くのはちょっとなぁ」と脱退してしまったので大急ぎでオーディションをして加入したのがニール・パートです。

(因みにベース/ボーカルのゲディ・リーもアマチュア時代を含めると オリジナルメンバーでは無いらしいです)

 

なので、ニールのラッシュとしてのスタートは2ndではなく1st直後のツアーから、ということですね。

 

まぁバンドの来歴等はウィキを見てもらったほうが早いので細かく書きませんが。

 

 

自分がラッシュを知ったのは確か「グレース・アンダー・プレッシャー(GUP)」だったと思います。

 

1984年。

 

この頃は、結構シンセが前面に出てきてて、ニールもセットにシモンズを組み込んだりしてましたね。

 

ラッシュは、ライブではゲディが鍵盤弾いたりベース弾きながら足鍵弾いたり(アレックスもたまに足鍵弾いてますね)と3人組とは思えない音の厚みが特徴でもありますが、このアルバムくらいからシンセの上モノフレーズも多少複雑になってきて純粋に演奏だけでは賄えない部分も出てきます。

 

じゃあライブでクリックに合わせてシーケンサー使ってるかと言うと、これがそうではなくて。

 

「予め打ち込んだシーケンスフレーズをシンセにアサインして、その音を出すときに鍵盤なり足鍵なりを弾く」という演奏スタイルです。

 

この辺りからライブではそういうのは増えていきますが、それでも、あくまで「(シーケンスフレーズだとしても)演奏で音を出す」スタンスは不変です。

 

 

GUPの1曲目「R40」より)。

ライブを見ると判りますが、ゲディもアレックスもベースやギターだけを弾いてるときは結構動き回ってます。

 

逆に言うとゲディが歌ってるわけでも鍵盤弾いてるわけでも無いのにそこから動かないでベース弾いてるときは大抵足鍵を弾いて(踏んで?)ます。

アレックスも然り。

 

「R40」はゲディの声(ハイトーン)がもうかなり厳しい。
その前の前の「Time Machine Tour 2011」ぐらいが違和感なく聴けるギリ、もしくは「あれ?ちょっと…」て感じですかね。
 

 

それはともかく。
 
「GUP」から入ってって、それ以前の作品を遡ったり以降の作品を追いかけたりするわけですが、
 
まぁ当然「以前の作品」のほうが先に触れやすいわけですよね。
だって、「以降の作品」は出ないと聴けないのだからw
 
まぁ↑コレもともかく。
 
今、これからラッシュに触れるというとき、何から聴くのがいいのか。
 
数と歴史があると結構ご新規的には飛び込みにくいですよね。
 
なので、極めて個人的な感覚ではありますが
「RUSHへの飛び込み方」
みたいなのを書いてみようかなと。

 

(多分)完結したバンドの全作品を聴いた上での、あくまでオレ個人の感覚の

「今から始めるRUSH」
です。

 

 

自分は「GUP」から入って前後に広がっていったと書きましたが、まぁ途中から入ればそれは当然なわけですよね。

 

で、この「途中から入って前後に広がっていく」というのは、他のリアルタイムじゃないものにも結構有効だと思うんですよ。
 

ただ、じゃあどこから入ればいいのか?ということですよね。

 

 

ラッシュの場合は…

 

 

 

ベタと言えばベタですが、これ。

「ムービング・ピクチャーズ」(1981年)

 

やはりここを入り口にするのが判りやすいというか入りやすいというか。

 

その前の作品「パーマネント・ウェーブス」(1980)でもいい気もしますが(そこからあまり大作志向ではなくなった)、その辺については後述。

 

何れにせよ、ラッシュは「パーマネント~」「ムービング~」の辺りでそれ以前とそれ以降、という分け方が出来るような気がします。

 

 

「Tom Sawyer」

割りとキャッチーなメロやフレーズ、そして変拍子をあまり違和感無く聴かせるのがこのバンドの持ち味。

 

 

「YYZ」(2002年のリオでのLive「Rush in Rio」より)

インストを歌うブラジリアンのノリったらもうw

別の記事でも書いてますが「YYZ」とは、カナダのトロント空港の管制コードでイントロのフレーズはそれのモールス信号「-・--、-・--、--・・」です。

 

因みに、

よく判らないけど、これ、トロント空港の公式らしいですw

 

短いながらも中々ドラマチックな展開をする曲ですよね。

 

 

「Red Barchetta」(「R30」より)

 

アースシェイカーの

「Radio Magic」元ネタですね。

イントロだけでなく、リズムパターンなんかもそうですね。

 

SHARAさん自らもブログで書いてますね。

この曲もポップさと変拍子が違和感なく同居してますね。

 

 

で、「ムービング・ピクチャーズ」聴いて興味が湧いたら、

 

「ムービング・ピクチャーズ」の後に同じ1981年に出たライブ盤「Exit...Stage Left」(邦盤名「神話大全」)がよろしいかと。

 

スタジオアルバムと何ら変わらないクオリティの演奏が堪能できます。

 

(因みに、ラッシュのライブ盤は基本ツアー中の良いテイクの寄せ集めです。 1ステージ丸ごと、てのは「Live in Rio」からですね)

 

 

で、入り口は良しとしてこの後ですよね。

 

このあとは、以降の作品にしろ以前の作品にしろ、ここを起点として順番に聴いていくのがいいと思います。

 

つまり、以降の作品は当然リリース順に、そして以前の作品は遡るようにリリースの逆の順に。

 

そうすると、前後の変遷が判りやすいというかね。

まぁどこを起点にしてもそうやって聴けばそれはそうなんですけど。

 

 

続く。