DTM講座 その8 | Do or Do not, There is no try.

Do or Do not, There is no try.

ギターや音楽(含むDTM)絡みが多いかな

 

 

 

Bパート&サビを作りましょう。

 

Bパートのコード進行は、

としましたが、ここはこれを2回繰り返すだけで(長さで4小節)独立はしてますが雰囲気的にはAパートとサビの繋ぎみたいな感じですね。

 

ギターは、

元曲と同じ、この音使いで、

 

歌Aと同じように2,4拍で「ジャッ」「ジャージャッ」に。

 

ピアノは、

Aパートでは高音側から始めてたフレーズ弾きを低音側から始めるフレーズにして、尚且つフレーズを小節後半に持ってきてサビ前の「溜め」感を醸し出す感じで。

 

ベースは、

「溜め」感ではなくサビ前の「助走」な感じにすべく2,4小節を4分弾きに。

 

ドラムは、

後半からちょっと賑やかになってきて、最後は「さぁ、サビに行きまっせ」な感じw

 

 

で、サビですが。

基本A#(まぁ一応M7)の1コードで、これはこのままでは盛り上がりや抑揚に欠けるというか、ね。

 

で、やはりあーでもないこーでもないと考えまして。

 

ハーフだったリズムを元に戻しました

リズムの変化でテンポを出すという、姑息な手段ですw

だからまぁ、Bパートのドラムやベースのアレンジはそれありきで考えたものです。

 

ドラム

こうですね。

単純にスネアを倍にしただけでバスドラの位置(フレーズ)は変えてません。

 

で、それに合わせてベースも、

Bパート最後の4分弾きから連なるような流れで、2小節で一纏めになるような構成

 

ギターは、

上のコード譜の音使いで2拍づつ(一部1拍づつ)構成変えながらの4分弾き

 

ピアノは、フレーズを小節アタマからに戻して始まりもまた高音側から

小節ごとにちょっとずつ音使いを変えて抑揚を出し、和音も2分弾きの後半シンコペでテンポ感を強調。

 

 

1コードで進む場合は、各パートで色々変化を付けることが大事です。

特にそれがサビだったりするとね(あんまりサビで1コードだけって、ないけどねw)。

 

では、B&サビまとめてどうぞ。

いかがでしょうか。

 

あ、サビの後はAパートに戻る構成で、一応そこまで作ってます。

 

で、

サビの最後のドラムのオカズは、イントロのオカズをちょっと変えたフレーズで曲アタマとの共通性(「この後2番ですよー」みたいなw)を持たせました。

 

そして。

B&サビのメロディですが。

 

Aメロと違ってこれは難産でした。

Bパートからは転調してる上にサビは1コード

そしてBパートは4小節しかない。

 

で、聴きながら考えてた時「サビのギターのトップノートの動き、これって割とメロディになってんじゃね?」と思いついて。

 

「メロがまんまフレーズと同じなのは好きじゃない」と前に書きましたが、今回はまんまではなく譜割りやメロをちょっと弄る形であくまでもフレーズはメロディの元になった、ということで。

 

最後、Aパートに戻るところが転調してるのでちょっと難しかったですね。

ま、どうしたって結局は強引な動きになってしまうんですけどねw

 

で、サビメロが出来たところで、Bメロもピアノのフレーズからアイディアを拝借して、

 

こんな感じにしてみました。

 

では、どうぞ。

あれ、Bメロ無いねw

 

そこの動画は作ってなかったわw

まぁ完成品で聴けるのでそこで確認してくださいw

 

んで、上の動画に「原案」とある通り、なんかイマイチと言うか…

メロは別にこれでいいんだけど、なんかノペーッとしてるというか…

 

またしばし熟考

 

メロを、コーラスと主に分けてみました。

具体的には、2小節前半のメロをコーラスにして後半を歌メロに。

 

こんな感じです。

 

では、どうぞ。

(オケ無し。あ、メロはここでやっと1オクターブ下げてます)

メロだけよりはかなり抑揚が付いたと思いますが、いかがでしょうか。

 

てなわけで、次回いよいよ完成。

 

続く。