DTM講座 その7 | Do or Do not, There is no try.

Do or Do not, There is no try.

ギターや音楽(含むDTM)絡みが多いかな

 

 

一応完成したイントロ&Aパートですが。

 

歌前のAパートが何もないというか、バッキングパートだけってのもイマイチ味気ないなと思いまして。

何かフレーズというかメロ的なものでも入れたほうがいいかな、と。

 

で、Aパートを延々ループさせてギターだったり鍵盤だったりを弾いてみてあーでもないこーでもないと(こればっかだw)。

 

結果、ギターで思いついたフレーズが良さげだったのでそれにしました。

鍵盤はやっぱアレだね、基本弾けないからあんまバリエーション出せなくて「フリー演技」の幅が狭いw

 

その思いついたフレーズをどういう音色で鳴らすか、ですがギターで思いついたのでそのままギターにしましたw

 

では、どうぞ。

全体のゆったり感が増したんじゃないでしょうか。

 

このリードギターですが。

ベースと同じようにピッチベンドを使ってスライドやグリスを再現してます。

 

4小節目の後半のノート、ピッチがハナから1音上がってますが、これは大幅な音程の変化をさせる時の裏ワザです。

上下1音までしか音程は変化させられないけど、このように最初からノートを上げたり下げたりしとけば(勿論その状態で元の音程になるように配置しときます)最大2音、ギターやベースなら4フレット分変化させることが出来ます。

 

で、これはグリスダウンを再現してるんですね。

 

リード単体だけで聴いてみると、

こんな感じです。

あ、その最後のノートをシンコペさせました。

 

さらに、何となくギターの音色で入れたけど、どうせならもうちょいギターらしくというか俺が弾く感じにちゃんとしたい。

元々音色を想定してないフレーズをギターで作った、というだけだからね。

 

で、自分で「ちゃんと」弾いてみたら、最後の手前のノートはチョーキングのほうがしっくり来る

 

なので、そういう風にちょっと弄ってみます。

あと、ギター弾きなら判るだろうけどチョーキングの際、ミュートされてる弦も弾くことあるでしょ。

なんだろう、音的には「ブリ」っていうかw

言葉で説明が難しいなぁ。

 

ああ、「チョップ」奏法か。

 

 

打ち込み画面だと、こんな感じ。

小さい点みたいなノートがミュートされてる弦ね。

これ入れるとグッと表現力上がります。

 

さらにピッチベンドでこういう曲線にして、チョーキングを再現

この曲線の形は、人によって変わるでしょう。

俺の場合は、自分の弾き方と同じような変化をさせるとこういう形になりました。

これも「意識しないでやってることの数値化&視覚化」です。

 

こんな感じです。

どうでしょう。

 

因みに、通常のMIDIデータはピッチベンドは上下1音ですが、XGworks&MUというYAMAHAの組み合わせではこれを上下1オクターブに出来ます。

 

すると、

こういう芸当も出来ます。

まぁこれは音色自体も減衰しないように設定してますけど。

 

それはさておき。

 

リードを修正したものを、どうぞ(オケ無し)。

これは2回繰り返しの1回目の方ですが、2回目はチョーキングするノートをシンコペさせました。

 

これでホントに、Aパートは完成です。

完成したので、全体の成り立ちが判るように楽器が1コづつ増えてく動画を作ってみました。

 

では、どうぞ。

いかがでしょうか。

 

やっとこの先に進めるねw

 

続く。