DTM講座 その2 | Do or Do not, There is no try.

Do or Do not, There is no try.

ギターや音楽(含むDTM)絡みが多いかな

 

 

 

 

ではまず、

・BPMは110~120くらい

・リズムはシャッフル

と書いたリズムトラックを打ち込んでいきましょう。

 

前にも書いたけど、俺が使ってる打ち込み(シーケンス)ソフトはYAMAHAの「XGworks」

 

です。

 

メイン画面。

 

左端の数字はトラック数ですが、これは基本的にMIDIのチャンネルとは関係なくこのソフト上でのトラックで、MIDIチャンネルはその隣の隣にある数字です。

右側の青い画面にある棒状のモノが各chの「ブロック」で、これを作成してそこにノート(音というか音符というか)を配置していきます。

 

 

あ、まず。

 

一応超基礎的なこと話しときますけど。

 

 

DTMというかシーケンスソフトを使って楽曲(インストゥルメンタル)を作成しそれをMIDIファイルとして保存と言うか作成したものはMIDIファイルなわけですが、これは音が録音されたファイルではありません

 

MIDIファイルというのは、言うなれば「楽譜」です。

MIDIファイルにあるのは「~のタイミングで~の音を~の強さで~の長さ鳴らす」といった、演奏のための情報があるだけです。

 

そして、そのMIDIファイルを「演奏」するためには、シーケンスソフトやMIDIファイルに読み込みに対応したソフトがなければなりません。

 

シーケンスソフトは、言うなれば「演奏者」であり、オーケストラなら「指揮者」でもあります。

もっと言えば、演奏するための「ステージ」であるとも言えるでしょう。

しかも、「楽譜を書くために必要な道具一式」でもあります(打ち込み作業)。

 

そして更に、「演奏者」ではあるもののシーケンスソフトには「楽器」がありません

楽器を持たないと音楽は奏でられません。

その「楽器」が、DTMでは「音源」と称されるものです。

音源がなくてMIDIファイルを再生するのはまさに「逆エアバンド」状態ですw

 

いろんな楽器のいろんな音色が入ってるもので、大抵のPCには一応(というレベルで)入ってます。

そういう、データとして存在する音源を「ソフト音源」といい、音源だけを何らかの筐体に入れてPCに外付けするようなモノを「ハード音源」と言います。

 

こういうのとか

こういうのね(どっちも俺が使ってるやつ。下のは専らオーディオインターフェースとしてだけど)。

今どきはソフト音源が主流ハードは過去の遺物だけどね。

 

なので、同じ楽譜(MIDIファイル)を用意してもシーケンスソフトや音源が違うと演奏(再生)が違ってきます

ま、違うギターやベースだったり、クラシックだと指揮者や楽団によって曲の雰囲気も変わるみたいな、そんな感じです。

 

 

音源=楽器

シーケンスソフト=奏者、指揮者、ステージ、楽譜を書く道具

MIDIファイル=楽譜

 

それを踏まえて、改めて。

 

 

上のメイン画面のブロックを展開するんですが、それこそ楽譜画面にも出来たりドラム専用画面にしたりも出来ます。

 

一般的なピアノロール画面は、

 

まぁ見ての通りですねw

各パート(チャンネル)で鳴らしたい音色を設定しといて、この画面に必要なノートを配置していきます。

 

因みにドラム画面だと、

 

こんな感じです。

他のソフトは知らないけど、XGworksだとこの画面で(見た目の)並び替えが出来ます。

なので必要なパートだけまとめて配置することが可能(上の画像は並び替え後)。

 

パーツ毎に色分けされてて、

スネア=

バスドラム=黒

ハイハット=オレンジ

シンバル=

タム=水色

となってます。

パーカッションはだっけかな。

 

 

んー、全然先に進まんけどもうちょっとだけ付き合ってくれい。

 

俺の場合、まずドラムの設定を弄るんですね。

てのは、大抵の場合ドラムのハイハットって定位が右寄りなんですね。

それはまぁ、下の画像にあるドラムセットを見てもらうと判るとは思うけど(ドラマー側から見てるから左にあるけど、正面からだと右でしょ)。

 

 

俺ね、ハイハットはセンターじゃないとイヤなのよ。

イヤっていうか、バスドラとスネアとハイハットはセンターであるべきだと思うの。

この3つとベースは「リズム隊」なのだから。

ハイハットはセットの便宜上あの位置にあるだけでさ。

 

まぁそんな事はともかく(?)、ハットの定位をまずセンターにします。

 

いつもはタムやシンバルなんかもちょくちょく弄るんだけどね、今回はそこだけ。

 

ではドラム打ち込みますが。

 

この画面の青線が小節のアタマで、その中の(見づらいけど)グレーの実線が拍です。

これは4/4拍子なので拍の線が3つ(青線入れて4つ)だけど、設定で拍子を変えればこの線の数も当然変わります。

 

更に拍の中に点線がありますが、これは「符」になります。

上の画像の赤枠で囲った所、これで点線の場所を決めます。

今は「16分音符」「三連符」が選択されてるので、拍が6分割されてますね。

 

この状態で鳴らしたい場所にノートを配置していくとちゃんと線上に配置されますが、上の赤枠の左端、見づらいけど「FREE」を選択すると線とは関係なく自由に配置できます。

まぁ初心者ベテラン問わず、いきなり自由配置はリスクが高いので今はそれは置いといて。

 

下の画像↓では8分音符の三連符で3分割です。

まぁ何でも良いんだけど、俺の場合大抵最初はハイハットから並べていきます。

 

今回は「シャッフル」なので、ご覧の配置になりますね。

 

んー、思いの外長くなるなぁ。

ドラムの基本打ち込みまで書きたかったんだが。

 

んー…分けるか。

 

てな訳で(?)、次回に続く。