YAMAHA MB-2 その1 | Do or Do not, There is no try.

Do or Do not, There is no try.

ギターや音楽(含むDTM)絡みが多いかな

 

俺の高校の同級生で、俺の、ドラムの師匠でもあるドラマーが所有するベースを

リペアする事になった。
(↑なんか色々突っ込みどころがあるというか日本語がおかしいような文章だが、事実だw)

 

それがコレ。

 

YAMAHAのMOTION(MOTION B?) 。

 

モーションはグレードが3つあって、コレは真ん中の「MB-II」。

 

某カタログサイトより拝借。

 

「MB」というシリーズは2000年代も続いてたと思うけど(今はもう無いね)、このデザインのは

1986~1990年辺りの製品。

ハムバッカー2発でミディアムスケール(MBという名前のMはミディアムの意味合いもあるのだろう)。


コントロールはボリューム×2、トーン×1、更にトーンポットがプッシュスイッチ付きで

ヤマハお得意の「バイサウンドシステム」(要はコイルタップ、ハムキャンセル)。


更に、何故かブリッジにファインチューナーが付いてる。


 

で。

 

 

弾いてるとボリュームが手に当たってしまうので、ジャックの穴にトーンを移してボリュームを

1個づつズラしたそうだ。

 

余った穴は星形シール(蓄光のヤツ)で隠してる(隠れてないw)。

 

じゃぁジャックは一体何処ぞや?というと、

 

キャビティの蓋に移設されてる。

 

…まぁねぇ、若いころってそんな知識もないし、安いものでもないし、迂闊にボディに加工とか、

自分ではなかなかねw

 

ピックアップはバルトリーニに替えてある。

バルトリーニって、でもまだ、あの頃って新進気鋭なブランドだったよなぁ。

 

コレはちゃんとした楽器屋で加工取り付けしてもらったそうだ。

なのだが、何か、ザグリの(Rの)加工が雑というかイマイチというか…


収まってるから良いんだろうけどね…
 

ごついブリッジ。

無駄に構造がややこしいw


駒を上下させると斜めに動くので、弦高調整するとオクターブチューニングが狂う。


ま、オクターブチューニングよりは弦高調整のほうが先だろうから別に問題ないけどねw


弦自体は、ファインチューナー手前の穴から差し込んで前に出すシステムだけど、
ギターと違って
弦が太いんでこの状態で差し込んでも出てこないw

ファインチューナーのパーツを上げてグリっと回し込んで差し込まないとダメ。

 

説明しても判りづらいが、完成編で写真付きで説明します。

 

変な形のヘッド。

 

そうそう、このナット、

 

これ、こんな色だけど、(取り替えた)ブラスなのよw

 

でね、

 

最初の方に載せた↓のノブ、

これもホントはナットと同じような色だったのw

 

ベース持ってきてさ、色々話しててサンポールメッキとかの話になって、

 

「そういやノブはメッキじゃなくてソリッドブラスだから、サンポールで綺麗になるんじゃね?」

「メッキだったら一発でアウトだけど…確かに、中も金色っぽいからソリッドの可能性は高いな」

 

つって(神谷浩史風w)、サンポールに浸けてみたの。

 

したっけ(北海道弁)、めっちゃ綺麗になって。

 

更にピカールで磨いてピッカピカ。

 

で、それやったあとで「ブログに載せていい?」「いいよ」ってやり取りあったもんだから、

持ち込まれた状態の写真を撮ってなかったのよw

 

仕方ないから、ノブだけ綺麗な状態でもっかい付けて写真撮りましたw

 

フレットもくすんでるねぇ。

 

 

電装パーツ。

 

トーンポットのプッシュスイッチが壊れてしまってタップが出来ないのでそれを何とかしてほしい、

というのが基本的な依頼。

 

ポットの軸自体も折れてしまってノブが付けられないし(ノブは、ある)。

 

 

一番簡単な解決方法はトーンポットを交換なのだが、手持ちでスイッチ付きポットが無い。

1個あるけど、コレはマグナのやつでそのままマグナに使うので不可。

 

買えばいいけど、スイッチ付きポットって高いのよ…

 

で、提案したのはミニトグルスイッチを増設するという案。

最初話をした時はモノを見てなかったので、トグル用の穴を開けないといけないと思ったんだけど、

現物を見ると、穴が1個余ってる。

じゃぁボリュームとトーンを元の位置に戻して、今までトーンが付いてたとこにミニトグルを設置

すれば?

 

ということで基本的にはその方法で行くことにした。

 

で、話してるうちに色々(勝手に)思うことがあってw

 

ついでに、ジャックもあんなとこじゃなくて、ちゃんとボディに設置しようぜ、と。

 

マグナに付いてたこのジャックなら必要最小限の穴あけで済むし。

 

更に更に、2ボリューム1トーンじゃなくて1ボリューム1トーンにしてバランサーポット付けようぜ、と。

 

後のメンテ関係は、俺が勝手にやるw

 

 

ということで(?)、

 

ピックアップを外す。

 

大半のネジがバカになっててさぁ、外すのエラい苦労したわw

 

1段深くなってるとこが元のピックアップのザグリ部分だね。

 

バルトリーニに付けるにあたってそこまで掘る必要なかったんでそれより浅めにルーターで

掘ったんでしょう。

 

MB2は元々導電塗料が塗られていて、それに合わせて新たにザグったとこにもちゃんと導電塗料を

塗ってあるのは、楽器屋の仕事としては至極真っ当ですが、ザグリをトリマー1発で済ませて

綺麗に成形してないのは、楽器屋の仕事としては頂けないねぇ。

 

なので、直すw

 

さ、ピックアップも外したので、全部バラそう。

 

こんな感じ。

 

 

続く。