おはようございます。


台風も低気圧に変わったようですが、ニュースで福井県周辺が豪雨と報道されていました。


みなさん、風・雨・足元注意でお願いします。
(意味のわからない、KY活動みたいになってしまった・・・orz)


さて、今回は扉のパッキン材の御話しです。


台風やゲリラ豪雨等の強い風と雨が扉にあたって、どちらかと言うと、風で雨水が室内側に入ってくるような場合とか、隙間風対策用に使用している「すぐれものパッキン」です。


扉のタイプは、扉枠廻り全体にパッキンの付いていないタイプの扉に使用します。


扉の隙間を良く調べてみると、上下左右の扉と枠の隙間サイズが異なる事に御理解頂けると思います。


特に縦方向でも、上と下の隙間サイズが違うとかが良くあるのです。


このパッキン材の長所・短所はありますが、

長所は非常に軟らかいのです(良く使うのは、厚み5mmタイプ)。
ですから、枠と扉の隙間が1mm~5mm弱の斜めになっている場合に使います。


また、他のパッキンを使うと、扉を閉める時に力を入れて閉めなければならないのですが、このパッキンは非常に軟らかいので、閉めやすいのが長所です(比較論ですが)。


短所は、両面テープが剥がれると使えなくなる事です。


このパッキンの材質はEPDMと言うゴムなのですが、市販の接着剤では、なかなか扉枠に接着できない事です。

あと、お近くのDIYショップに置いてないと、手に入らないです。


実はこのパッキン、止水扉(防潮扉)やスイング式止水板(防潮板)の補助パッキンとしても使用する場合が有ります。


止水板(防潮板)屋のおじさんのブログ-扉パッキン1
パッキンの写真(表)


止水板(防潮板)屋のおじさんのブログ-扉パッキン2
パッキンの写真(裏):おじさんが使用しているのは、FSM-009

キャッチに「プロが使う高品質シール材」と書いてあったので、メーカーに直接購入可能か、購入窓口の紹介をお願いしたら、「この商品はホームセンター用に卸していますから、ホームセンターで買って下さい。あとは、ロット売りならお売りします」との事でした。ちなみに1ロール100mで10ロールで1ロットだそうです・・・(そんな量は、建築会社レベルで買う量じゃないぞ・・・ぉぃ)。


「プロが使いたくなる高品質シール材」にキャッチを変えて下さい(無理ですよね)。


どんな、扉にどうやって使うのかは、写真が無いので絵を書かないと、なかなか御理解頂けないと思いますが、今日は忙しいから後日にさせて下さい(ごめんなさい)。


台風2号の接近で、梅雨前線(で良いのかなかな?停滞前線では有るけれど…)が活発になり、日本各地で雨が降っています。


5月最後の日曜日、みなさんのお住まいの地域は如何ですか?


台風2号がもう通過した地域の方もいらっしゃるとは思いますが、みなさん風水害に御気を付けて下さいね。


止水板(防潮板)屋のおじさんは、会社で止水板(防潮板)作りが先程、ひと段落付き、これから止水板(防潮板)の図面作り、工事の見積作り、提案書作りをする予定です。


さて、みなさん、梅雨時期になると、浸水想定区域だと各自治体が浸水対策・ゲリラ豪雨対策として土嚢を配布してますよね。


土嚢や、止水板(防潮板)で、なぜ水の浸水を止められる理由を御存知ですか?


理由は、漏れた水のおかげなのです。


土嚢を積んだ場合、壁や床や土嚢と土嚢の隙間は存在します。


止水板を設置しても、例えば縦に貼ってあるゴムと横に貼ってあるゴムには、ごくわずか段差が出来やすいです。


だけど、浸水被害を止められる理由は何でしょう?


実は、漏れた水が運んできた「砂や土、葉っぱや小枝等」なのです。


最初にわずかな隙間が有ったとしても、その隙間を通過できない「砂や小枝等」が引っかかります。


それだけでは、まだ、水が漏れるのですが、最初の隙間+「砂や小枝等」が有る事によって、最初の隙間より、だんだん隙間自体が小さく(細かく)なり、目詰まり状態になります。


掃除機のフィルターの目が詰まるイメージですよね^-^)v


隙間自体から水は漏れようとするのですが、最終的には非常に細かなゴミが隙間にはまり込み水が止まります。


この理由を分かってしまえば、土嚢積みの時などは、壁面と床面と土嚢の隙間が出来るだけ隅っこの隙間を小さくなるように積めば良いのです。


ブルーシートで土嚢を包む方法も有りますが、あれも、床面付近では左右土嚢の隙間をブルーシートを使う事によって小さくしているから、水の漏れ量が少ないのです。


理由が分かれば、土嚢積みでも、ちょっとした工夫で今までより漏水量が減りますよね。
(左右の土嚢がぴったりくっつくようにチョット押し込んだり、先に積んだ土嚢側に、新しく積んだ土嚢を押しつけたり)


止水板(防潮板)でも同じ事です。


止水パッキンがピッタリ柱や床に、くっついている場所も有りますが、ちょっとした隙間が有ったとしても、土嚢等と比べて、最初から隙間が小さいので、すぐに目詰まりを起こして水が止まるのです。


梅雨の季節に浸水対策・ゲリラ豪雨対策として、土嚢を用意されている地域にお住まいの皆様、御存じだったかもしれませんが、御存知でない方にお知らせするブログ内容だと思って読み飛ばして下さい。


では、また(^_^)ノシ

今回は、簡易型止水板(防潮板)のご紹介です。


今まで、簡易型の止水板(防潮板)を販売していませんでしたが、浸水想定水位が低い地域も多く、通常の止水板(防潮板)では、価格が高くて、設置の御決断までになかなか至らない地域の御施主様もいらっしゃいました。


そこで、簡易型止水板(防潮板)を販売し始めました。


止水板(防潮板)屋のおじさんのブログ-簡易止水板1

簡易型止水板(防潮板)設置状況(表側)

止水板(防潮板)屋のおじさんのブログ-簡易止水板2
簡易型止水板(防潮板)設置状況(裏側)


止水板(防潮板)固定機構は、弊社の通常タイプ止水板(防潮板)と一緒ですが、止水板(防潮板)の高さを300mmの1種類のみ、巾も1950mm迄に限定して販売・施工をしております。


この止水板(防潮板)は、浸水想定水位が20cm位迄の場所に設置して頂く商品として開発しました。


通常品と比べて、止水板(防潮板)の厚さを約半分にして、軽量化、低価格化をはかっています。


止水板(防潮板)を販売・施工させて頂く事で、浸水と言う被害に対して「安心」を御提供出来れば良いな~と思っています。


今回は、東京都江戸川区の某マンションに設置させて頂いた写真を掲載させて頂きました。

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