颐和园:乐寿堂 | 古代文化研究所

古代文化研究所

古代文化には、多くの疑問や問題が存在する。そういうものを日向国から検証していきたい。

○2024年3月2日に 、北京の颐和园を訪問した。颐和园北門から入場し、万寿山へ登り、昆明湖の方へ下り、長廊や佛香阁、排云殿などを見て回り、楽寿堂へ辿り着いた。頤和園には「頤和園八大景点」があって、それは次の物だと言う。

  ①佛香阁  ②仁寿殿  ③乐寿堂  ④排云殿

  ⑤听骊馆  ⑥清宴舫  ⑦十七孔桥  ⑧谐趣园

○ただ、これは、あくまで、東門から入場することを前提に選ばれた景点であるような気がする。頤和園で万寿山が景点に選ばれないことなど、考えられない。やはり、頤和園は北門から入り、東門へ抜けるのが一番では無いか。

○「頤和園八大景点」のうち、当古代文化研究所が見物できたのは、

  ①佛香阁  ②仁寿殿  ③乐寿堂  ④排云殿

だけで、⑤听骊馆や⑥清宴舫は、近くまで行ったのだが、その存在を知らなかった。また、⑦十七孔桥は遠望しただけだった。⑧谐趣园は、少し離れたところに存在するので、見ることはなかった。

○ある意味、頤和園の主要景点は東門から入場することで、そのほとんどを見ることが出来る。しかし、当古代文化研究所では、頤和園の中心は、あくまで昆明湖と万寿山だと考えている。だから、東門から北門へ抜けるか、北門から東門へ出るルートが望ましいと判断する。

○東門から入れば、すぐに仁寿殿があって、徳和園、楽寿堂と続く。そのうち、仁寿殿、楽寿堂が「頤和園八大景点」になる。中国の検索エンジン、百度百科が案内する乐寿堂は、次の通り。

      乐寿堂

      北京市颐和园居住区主要建筑

乐寿堂(The Hall of Joyful Longevity),位于北京市海淀区新建宫门路19号颐和园内,始建于清乾隆十五年(1750年),清咸丰十年(1860年)被英法联军烧毁,清光绪十二年(1886年)改建,成为慈禧太后在颐和园内的居住之地。

乐寿堂是一组前后两进,东西各有一跨院的大型四合院落。清漪园初建时,乐寿堂为两层建筑,是乾隆帝侍奉母亲休息的地方。清光绪十二年(1886年)重建时,将乐寿堂改为单层建筑,并成为慈禧太后在颐和园内的寝宫。

1961年3月4日,包含乐寿堂在内的颐和园被中华人民共和国国务院公布为第一批全国重点文物保护单位

乐寿堂原为乾隆时期的清漪园建筑,本是乾隆为庆祝母亲孝圣宪皇太后60大寿而建。“乐寿堂”的“乐寿”二字出自“知者乐,仁者寿”。

  乐寿堂(北京市颐和园居住区主要建筑)_百度百科 (baidu.com)