○ブログ『颐和园：排云殿』、『颐和园：佛香阁』と案内し続けているが、その排云殿や佛香阁の前に建つ牌楼が『颐和园：云辉玉宇牌楼』になる。中国に碑坊は多いし、幾らでも見るが、これ程、立派な碑坊も珍しい。
○もっとも、颐和园北門から入場したところにも、立派な『慈福牌坊』が存在した。そのことについては、ブログ『颐和园的北门：北宫门』の中で、次のように案内している。
そのまま進んで行くと、慈福牌坊に出た。何とも立派な碑坊である。
インターネット検索すると、次の案内があった。
颐和园慈福牌坊介绍
颐和园的慈福牌坊位于松堂入口处，始建于乾隆年间，并在中华人民共和国
成立后进行了重修。慈福牌坊坐北朝南，其黄色琉璃瓦顶显得庄重而美丽。在
清漪园时期，松堂的北、东、南三面各有1座牌楼，其中北牌楼的题额为“慈福”。
现除北面的慈福牌楼已经恢复外，其它两座仅存雕刻精美的夹杆石。慈福牌楼
是乾隆帝通过佛法加强统治的一种展现，也是颐和园四大部州建筑群北端的重要
组成部分。
○中国の検索エンジン、百度百科が案内する『颐和园：云辉玉宇牌楼』は、次の通り。
云辉玉宇牌楼
昆明湖旁一座牌楼
云辉玉宇牌楼是昆明湖旁一座牌楼，起点为万寿山前山中央建筑群主轴线。
“云辉玉宇”牌楼，紧邻昆明湖，是万寿山前山中央建筑群主轴线的起点。建筑为四柱七楼，顶覆黄色琉璃瓦，绘金龙和玺彩画，等级极其高贵。“云辉玉宇”牌楼表示这里的宫殿是彩云与华丽建筑相辉映的世界。牌楼的南面匾额上写着“星拱瑶枢”，它告诉人们，这里就是“众星拱卫的神仙之地”。在排云门前，除立有两只造型生动、铸造精美的铜狮之外，还有两侧各摆放了六块不同形态的太湖石，喻意为十二生肖。牌楼上的南北匾额表达了对统治者的赞美与颂誉，也暗含了君臣尊卑的封建礼制秩序。
○昆明湖側から云辉玉宇牌楼を眺めると『星拱瑶樞』の扁額、排雲殿側から云辉玉宇牌楼を眺めると『雲輝玉宇』の扁額が掛けられているのを見ることができる。つまり、万寿山の建物群は彩雲に輝く玉の高殿であって、世界はこの万寿山を中心に動いていることを明示している。それが、この中国の頤和園であり、排雲殿・佛香閣だと言うことなのだろう。