承徳市街散策 | 古代文化研究所

古代文化研究所

古代文化には、多くの疑問や問題が存在する。そういうものを日向国から検証していきたい。

○2024年3月1日、河北省承徳市の避暑山荘を訪れた。気軽に承徳市までやって来たが、もう3月と言うのに、承徳市は未だ真冬の只中だった。何しろ、大河、武烈河が一面真っ白に凍っているのだから。それも、氷の厚さは尋常では無い。初めて見る光景に興奮した。

○承徳市に一泊して、『中国四大名園』の一つとされる承徳避暑山荘を見学する予定でやって来た。一泊すれば十分だろうと思って来たが、承徳避暑山荘は、何とも凄まじく広大な場所で、まず、それに驚き、呆れた。

○承徳避暑山荘を真面目に見学するのであれば、一日二日では済まない。そんなことは、思いもしなかった。それでも、何とか、宮殿区と湖泊区に一部を見学することができた。それでも、承徳避暑山荘の半分にも満たない。それが承徳避暑山荘である。

○どのみち、承徳避暑山荘を理解するためには、再度、ここを訪問するしかない。そういうことが理解できた。できれば、7月8月に、ここは訪れるべき場所である。何故なら、もともと避暑山荘なのだから。

○午後3時くらいに、見学を終えて、一回、ホテルへ帰り、休憩してから、再度、承徳市街へ繰り出した。ホテルは避暑山荘の真ん前にあったから、そういう点では、非常に便利だった。

○せっかく、ここまで来たのである。承徳の町も歩いてみたいと思った。それで、再び、丽正门大街から武烈路、都统府大街と歩いて行った。もう午後5時過ぎだから、少し暗くなっていた。

○都统府大街を上がって行って、康熙大帝像の交差点を左折して南营子大街へと進み、二仙居商业街まで行った。この辺りが賑やかな通りみたいで、多くの人が出ていた。その後、引き返して、真っ直ぐ、丽正门大街を下って、ホテルへ帰った。