格格驾到 | 古代文化研究所

古代文化研究所

古代文化には、多くの疑問や問題が存在する。そういうものを日向国から検証していきたい。

○2023年9月11日、杭州最後の見物は河坊街だった。河坊街を呉山広場から、東へずっと歩いて行った先に、地下鉄、江城路站が見えたので、地下鉄でホテルまで帰ることとした。

○地下鉄、江城路站は、地下鉄5号線と7号線が交差するところにある。ホテルのある武林广场站は1号線にあるから、江城路站から5号線で一駅行って、城站で3号線に乗り換え、四つ目の駅が武林广场站になる。

○杭州の地下鉄の歴史は、意外に、新しい。と言うのも、2012年11月24日に1号線が開通したが、当古代文化研究所は、2013年3月20日に、その杭州地鉄に乗っている。

  ・テーマ「世界上最美麗華貴之城:杭州」:ブログ『杭州の地下鉄』

  杭州の地下鉄 | 古代文化研究所 (ameblo.jp)

○その杭州地鉄は、現在、12路線も存在すると言うのだから、驚き呆れる。中国経済の進捗状況は尋常では無い。何処にそういうお金があるのだろうか。それがまた、不思議でもある。当古代文化研究所が心配することでも無いかも知れないが。

○と言うのも、中国の交通機関は、信じられないくらい安い。地鉄でも、初乗りは2元(40円)である。公共バスにしたところで、同じく2元(40円)である。旅行者にとって、安いのは、頗る助かる。しかし、不安になるくらい安いと言うのは、気になる。

○当古代文化研究所がその恩恵に預かっていることは間違いない。当古代文化研究所にとって、中国は、日本文化の起源となるところである。そういう意味で、中国に学ぶことは多い。その中国を安価で旅行できる。こんな有り難いことはない。

○ただ、こういうふうに、中国を旅行できるのは有り難いが、あまりに安価なのは、やはり、心配である。何故なら、採算が取れないのではないかと心配するからである。安いのは嬉しいが、あまりに安いと、逆に、心配になる。

○話が逸れてしまったが、12時過ぎには、もう杭州纳德大酒店に到着していた。朝、8時くらいにホテルを出て、西湖を目指したから、わずかに4時間くらいの杭州西湖周遊だったと言うことになる。その割には、充実した見物だった。

○ホテルに荷物を預けていたので、それを取りに立ち寄った。ホテルのホール前にボーイが居て、荷物を預かってくれた。そこに行くと、何と歩行ロボットが荷物を持って来るのに遭遇した。何とも珍しい光景である。

○これまで、レストランなどで、歩行ロボットを見たことはあったが、こういうふうにホテルのホールを行くロボットを見たのは、初めてである。何とも、中国は進歩していることに感心した。ボーイがロボットから荷物を受け取っていた。

○歩行ロボットには、「格格驾到」とあった。「格格」とはおしゃべり、「驾到」とは到達の意である。なかなか良いネーミングであると感心した。ホテルにこういうロボットが存在する。何とも、中国は進んでいる。荷物を受け取って、駅へと向かった。