天長フェリー:牛深港発蔵之元港行 | 古代文化研究所

古代文化研究所

古代文化には、多くの疑問や問題が存在する。そういうものを日向国から検証していきたい。

○2023年3月19日、最後のフェリーが『天長フェリー:牛深港発蔵之元港行』だった。と言うのも、この日は、朝の9時50分に、熊本県長洲港から有明フェリーに乗って、島原の多比良港まで行った。45分の船旅である。

  ・テーマ「海の民の肥国をさるく」:ブログ『長洲港:有明フェリー』

  長洲港:有明フェリー | 古代文化研究所 (ameblo.jp)

  ・テーマ「海の民の肥国をさるく」:ブログ『カモメ飛ぶ有明フェリー』

  カモメ飛ぶ有明フェリー | 古代文化研究所 (ameblo.jp)

○二回目が島鉄フェリーの「フェリーあまくさⅡ」で、12時30分に口之津港を出発して、天草の鬼池港へと渡った。およそ30分の船旅だった。

  ・テーマ「海の民の肥国をさるく」:ブログ『口之津港から鬼池港へ』

  口之津港から鬼池港へ | 古代文化研究所 (ameblo.jp)

○したがって、この『天長フェリー:牛深港発蔵之元港行』が、この日三回目の船旅だったことになる。一日で三度も船を乗り換える体験も初めてのことだった。福岡県久留米市から熊本県長洲港、長崎県多比良港、口之津港、再び熊本県鬼池港、牛深港を経て、鹿児島県蔵之元港と移動し、宮崎県の我が家まで帰った。、

○もっとも、前日には英彦山に居たので、福岡県から大分県を経由したことになる。そう考えると、18日19日で、大分県・福岡県・熊本県・長崎県・鹿児島県・宮崎県の九州六県を全て訪れた「ことになる。なかなかこういう経験をすることも無い。

○テーマ「海の民の肥国をさるく」で、この天草牛深港から長島蔵之元港間は、ここのところ、次の四回、通過している。

  ・2022年6月21日:長島蔵之元港から天草牛深港へ

  ・2022年7月7日:長島蔵之元港から天草牛深港へ

  ・20022年8月4日:天草牛深港から長島蔵之元港へ

  ・2022年8月26日:長島蔵之元港から天草牛深港へ

○気になったので、ブログを確認してみた。

  ・テーマ「海の民の肥国をさるく」:ブログ『三和フェリー』

  三和フェリー | 古代文化研究所 (ameblo.jp)

  ・テーマ「海の民の肥国をさるく」:ブログ『三和フェリーで牛深から長島へ』

  三和フェリーで牛深から長島へ | 古代文化研究所 (ameblo.jp)

  ・テーマ「海の民の肥国をさるく」:ブログ『天草東海岸の旅:牛深へ』

  天草東海岸の旅:牛深へ | 古代文化研究所 (ameblo.jp)

  ・テーマ「海の民の肥国をさるく」:ブログ『牛深港』

  牛深港 | 古代文化研究所 (ameblo.jp)

○ただ、『2022年7月7日:長島蔵之元港から天草牛深港へ』の際には、ブログにも書いていない。この時は長崎へ行く途中だったので、さほど気にしていなかったものと思われる。

○長島蔵之元港から天草牛深港へ行ったり、天草牛深港から長島蔵之元港へ行くと、途中、船からきれいに甑島が遠望される。このことの意義は大きい。もともと、当古代文化研究所がテーマ「海の民の肥国をさるく」を思い立ったのも、甑島から始まったことである。

○それは『遣唐使船南島路』と言う。具体的には次のルートになる。

  ・坊津⇒硫黄島(56㎞)

  ・硫黄島⇒口永良部島(36㎞)

  ・口永良部島⇒吐噶喇列島口之島(59㎞)

  ・吐噶喇列島口之島→吐噶喇列島中之島(14㎞)

  ・吐噶喇列島中之島⇒吐噶喇列島諏訪之瀬島(28㎞)

  ・吐噶喇列島諏訪之瀬島⇒吐噶喇列島悪石島(24㎞)

  ・吐噶喇列島悪石島⇒吐噶喇列島宝島(50㎞)

  ・吐噶喇列島宝島⇒中国浙江省舟山群島(600㎞)
  ・舟山群島⇒寧波(150㎞)

  ・寧波⇒会稽(100㎞)

○現在、当古代文化研究所が追い掛けているのは、その坊津に至るまでのルートになる。それがテーマ「海の民の肥国をさるく」の目的である。お陰で、随分と研究は進んだように思う。牛深港を出発したのが15時20分で、30分後には蔵之元港に着いていた。