天草:朝の風景 | 古代文化研究所

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古代文化には、多くの疑問や問題が存在する。そういうものを日向国から検証していきたい。

○ここのところ、天草訪問を続けて来ている。最初が2022年6月21日から23日で、「天草:海の民の島」訪問と名付けた。最初、テーマ名も「天草:海の民の島」だった。それまで、何度も天草には来ているが、真面目に天草について、考えたことも無かった。

○二度目は、2022年7月7日8日で、長崎五島列島の旅の途中に立ち寄った。本渡の天草カミングホテルに泊まった。三回目は2022年8月4日5日で、この時は熊本市に二泊し、天草縦断の旅を行った。

○四回目の天草訪問が2022年8月26日から28日で、この時は、「天草東海岸の旅」と名付けて、天草下島と上島の東海岸を、南から北へ縦断した。この旅までで、おおよそ、天草の上島、下島のほとんどを訪れることができたのではないか。

○今回の2023年3月6日から8日にかけての天草訪問は、『天草:大矢野島の旅』と名付けて、大矢野島に二泊し、宇土半島から大矢野島を中心に探索する旅だった。この訪問で得たものは大きい。天草は多島海である。したがって、天草、上島、下島だけを歩いていては、全体が見えて来ない。そういう思いで、多くの島々を訪問できた。その収穫は大きい。

○2023年3月8日の朝も、大矢野島の小松屋渚館で目覚めた。夜が早く寝るので、朝も早く起きる。普段、夜12時に寝て、朝8時に起きる生活とは、雲泥の差がある。5時には目覚めて、6時前になってから布団から出た。

○窓を開けると、目の前に天草の海が広がっている。何とも清々しい朝である。太陽は東から昇る。当たり前のことだが、ここでは、部屋から日の出が拝める。何とも贅沢な話である。朝の6時30分ころから、次第に、東の空が赤くなって、太陽が顔を見せたのは6時45分で、48分に完全に日が昇った。

○何もしないで、ただ呆然と日の出を眺めて、楽しんだ。昨日の夜は『旧暦二月十六日の月』を存分に堪能したばかりなのに、今朝は、この贅沢である。小松屋渚館と言う宿が、どんなに贅沢なホテルであるかが、判ると言うものである。貧乏な私にはちょっと贅沢なホテルだと思ったが、得た贅沢はそれ以上だった。この宿にして、大正解だった。

  ・テーマ「海の民の肥国をさるく」:ブログ『旧暦二月十六日の月』

  旧暦二月十六日の月 | 古代文化研究所 (ameblo.jp)

○朝風呂に入ると、疲れる。だから、余程のことが無い限り、朝風呂は入らない。しかし、ここの小松屋渚館では二日とも、朝風呂に浸かった。眠気覚ましにちょうと良い温泉だった。7時から食べる朝食がまた豪華だった。朝からこんな贅沢をして、家人に申し訳無い。

○ホテルを出立したのも、二日とも8時過ぎだった。普通なら、朝6時過ぎには出立してあちこち見て回るのだけれども、今回の旅行は、そういう意味で、特別だった。

○最初の予定では、8日も大矢野島周辺を探索して、宇土半島経由、高速道路と使って帰る予定だったが、急遽、変更して、下天草、中田港から、獅子島経由で長島を経て帰ることとした。その方が得るものが大きいと判断したからである。中田港から長島へ行くルートは、去年の6月以来のことになる。

○大矢野島の小松屋渚館の朝は、何とも絶景だった。7日の絶景については、次のブログに書いている。

  ・テーマ「海の民の肥国をさるく」:ブログ『小松屋渚館の絶景』

  小松屋渚館の絶景 | 古代文化研究所 (ameblo.jp)