まだあせるようなじきじゃない | 獅子は千尋の谷にわが子を落とす

獅子は千尋の谷にわが子を落とす

2014年の中学受験を目指しています。
はっきり言って息子は根性ナシです!
どこまで続くか分かりませんが行ける所まで頑張ってみようと思います。
ブログタイトルはキビシメですが、本当は息子がかわいくて仕方がありません。

このかべの向こうがどんな景色なのか見てみたい。
そのかべのさらにまた先にあるかべがどんな固さなのか、どんな大きさなのか、どんな高さなのかを経験してみたい。



子供の頃テレビゲームをした。
ステージの最後に必ずボスキャラと対戦した。
最初のステージでは難なく倒すことが出来たボスキャラがだんだん倒せなくなる。
強いボスキャラと何度も対峙するたびに、「こいつのこといつになったら倒せるんだろう?このまま倒せないままなんじゃないか?」という不安に襲われた。
寝る時も、授業中も、遊んでいるときも常にボスキャラをどうやって倒そうか考えた。
それがある日、ふとした瞬間にそのボスキャラを倒せてしまう。
倒せた理由は自分でも分からない。
しかし一度倒してしまうと今まで「倒せなかった自分」はどこかへ行ってしまい、何度対戦しても簡単に倒せるようになってしまう。
そんなかべをいくつか経験し、数ヶ月の後にはそのゲームはめでたくクリアできた。




今回のサピックスオープン確かに平均点は高かった。
問題を見た瞬間に「これはやばい、汗」と直感で感じた。
二人で目標にしてきたかべは思いの外厚く、高かった。
このかべの向こうの景色を見ることは許されなかった。

焦らなくてよい。
しかし今はこのかべの前でもがき苦しまなくてはいけない。
ある日、不思議なくらいあっさりとそのかべを抜ける日が来る。
いましていること、自分の思いを信じて次のチャンスを伺っていれば良い。
しかし反省すべき点は反省し、修正するべき点は修正していこう。



にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ人気ブログランキングへ