「当方の議員が元気であること、政治家として国会で毎日活動していること」をきっちりと相手に話すことが私設外回り秘書の基本。その上で、悪行をやっていない事も必ず付け加えねばならない原則。


 相手の訪問では、ほとんど「社長」が対象者。「留守」ですと冷たく言われても、本来、比例区議員は相手は誰でも一緒、どの地域の人も、世代に人も、とにかく支持をもらえばよし。プラグマティストと目されてもそれでよし。こうした企業にいくと、「社長は自民党、社員は○○党」と言うケースがある。これでは、当方が多数派になることは不可能。ともかく、当方の議員の良さを説明するのであるが、最後の後援会加入の人を紹介してもらいたいと、いわゆる後援会拡大の要請活動をするわけだが、相手は「選挙で自民党」と書きましたよ。と言って一巻の終わり。


 はなはだ、途は険しいが、話しかける相手が日本中に、どの世代にも呼びかける言葉があって、当方はありがたい。






 

 とある集会があると、選挙を前にした参議院議員とその事務所は大忙し。議員はどの時間に入ってどれくらいその場所にいるか、かなりの次善チェックが欠かせない。それをやらなかったら、ムダに議員が壇上で過ごすことになる。あるいは引き上げ時期を誤ると、酒の席など相手に絡まれることもたびたび。


 さてさて、その集会では選挙区選出議員が優先。比例区は議員・候補者が10人も集まろうものなら、相手にすればややこしいこともありうるが、その会議を手配した人はとても比例区議員の心象を察するはずもなく、いかに自分が目立つかどうか、それが勝負である。


 会場では、自分のところのパンフレットを主催者の封筒に渡すべく、それを手伝いながら、自分のところがきちんと扱いを受けるか、前回はやはりだらだらところがあったことは皆参照しているとみるべきか。難しいところである。




 たまには、議員と一緒の行動もないと、本当に秘書かと思われる。今回は議員の講演に同行した話。もちろん、公設秘書の同行が優先。


 比較的に淡々とした話であったが、専門分野では熱が入り、松岡農林大臣の話ではやるせなさが出ていた。議員全部がそうだと思われることに反発もしたい思いが伝わった。休憩の時間には、議員のパンフや活動ニュースを配る。狭い会場では、一人ごとに説明。とりわけ、「参議院 比例代表」の話が衆議院の制度と混同され、ややこしい。参議院選挙に重複はなく、自民党の当選者は個人の得票数でその大半(全て)が決まる。これを事前運動にならない方法で説明する。結果的に、前回の得票順位までわざわざ説明することもある。議員の得意分野のことを聞いてほしい。


 議員には滅多に会わず、今回は同行であったため、一見ぶら下がり風の会話を続けた。次の外回りで話す材料にする。