年末年始も歩く!そもそも歩行の重要性とは? | 一般社団法人日本姿勢調律協会

●毎週木曜日 姿勢調律Aウォーキング&ストレッチレッスン

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姿勢調律調整士の波多野敦子です。
 

 


今年も残すところあと数日。

 



毎日慌ただしく、そして寒さが加速する年末は運動不足になる方も多いですよね。

 

 

そんな時こそ普段の歩行を運動効果の高いAウォーキングスタイルにして、ながら運動を!

 

 

と、いつもレッスンではお伝えしているのですが、
 

 


そもそも「歩行」の重要性とは?

 

 

 

歩行は人間の当たり前の日常の動作ですが、その重要性・必要性を簡単に検証してみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

上の図は、構造医学で提唱されている人間が生きるために必要な「三大生理要素」を表わしたものです。

 

 

 

構造医学とは、人間の骨格・筋肉・内臓・体液を重力との関係に視点を据えて、病気の発生のメカニズムや治療法を科学的に考察する、人体応用物理学であるといわれています。

 

 

 

人間が生命を維持するには、食べ物を得るために移動し、食べることで栄養を蓄え(捕食)、そして子孫繁栄に繋げる(生殖)という根本的な考え方です。

 

 

原始的にみると、移動は歩行を意味します。

 

 

 

この考えのもと現代においてはどうでしょうか。

 

 

 

豊かな現代では、ありとあらゆる交通手段・移動手段が発達し、「歩行」することが減っています。

 

 

 

人間の根本的な運動となる「歩行」が減る中、簡単に食料が手に入るようになったことで、過剰摂取やそれに伴う疾病疾患、そればかりか、ダイエットなどの食事制限からの摂食障害による栄養不足、さらに精神疾患や虚弱体質等、健やかな生命力が落ちていると考えられます。

 

 

 

このことが生殖機能の衰えにも繋がるといえます。
 

 


逆にいえば、歩行をしっかり行えば改善点が見いだせる、身体全ての健康サポートになるということになります。



 

現代では、あえて意識的に「歩行」をするべきなのです。

 

 

医療技術の発達等により人間の寿命は延びましたが、一方で、これからの超高齢化社会に関係する健康寿命についても頻繁に取り上げらています。


 

いつまでも自分の足で歩く。

 

 

 

健康寿命を延ばすためにも、歩くことはとても大切な基本運動です。



そして、人間の生きる力の根源なのです。

 

 

年末年始も是非意識をあげて歩きましょう!

 

 

できれば「Aウォーキング」で!