衝撃の事実
ご訪問いただきありがとうございます。
がん治療の主治医が3人になりましたので
2025年7月23日
がんセンター2回目の受診。
この日は忘れることができない日になりました。
腫瘍整形外科からの封筒を受付に渡しました。
そしてエビ先生と2回目の診察。
骨転移は骨折や骨が溶けたりしていないので
痛みが出たら放射線で緩和するとのこと。
緩和といっても放射線をあてれば
がんはある程度死ぬので治ると思うとのこと。
今すぐ放射線をやらないのは、
抗がん剤やランマークで治ることもあるので、
今無理にやらなくても
痛みがないなら後回しでもいいとのこと。
あの時やっておけばというものではないとのこと。
緩和といっても同じところに2回あてることは
できないのでそれくらいの放射線量ということらしい。
そして前回聞くことができなかったことを聞きました。
まず、LP療法が継続できるという根拠です。
2番目の主治医がもう効いていないから終了と
言ったのにまだ効いている使えると言われても
本当なのかと不安でした。
遺伝子検査の結果が出るまで2ヶ月かかるといわれてそんなに待てるのかな?と思いました。
というのも肺転移したばかりの頃、
3ヶ月でがんの大きさが2倍以上に
なった経験があるからです。
私はこれらのことをエビ先生に伝えました。
🧑🏫「お気持ちはわかりましたが、ririさんは、LP療法の終了基準にまだ達してはいないですよ。」
先生はがんの画像をパソコンに写し出し
説明を始めた。
🧑🏫「がんの短径、つまりがんの短い方の直径の長さをリンパ節の場合は基準に考えますが、これが20%以上増加していないのです。この状態をSD(Stable Disease 病勢安定)と言いますが、治療が継続できるということなのです。
「そのような基準があるのですね。」
🧑🏫「これが、20%以上増加してかつ5mm以上増加した場合、PD(Progressive Disease 病勢進行)と言いますが、薬の効果がなくなったと考えて次の治療を検討します。」
なんてわかりやすくて納得のいく説明。
普通のことかもしれないけれど
感動してしまいました。
これはのちに自分でも調べましたが
RECIST基準という国際基準です。
2番目の主治医はこれを知らないのでしょうか?
そんな説明をされたこともありません。
とりあえず画像でそのように判定されたのなら
その診断を信じて今はLP療法をがんばろうと
思うことができました。
次に一番知りたかったこと、
3度目の正直、
肺門リンパ節転移はいつからあったのか?です。
「先生、それで今日は画像は全部揃いましたか?」
🧑🏫「はい、全て揃っているはずです。」
「何度もお聞きしておりますが、肺門リンパ節転移はいつからあったのでしょうか?」
エビ先生、無言で画像を見ている。
画像は何枚も何枚も、ページを遡っていた。
そしてあっという間に、
何枚かの画像をプリントアウトした。
この間5分もかからないくらい。
がん患者の皆さんならわかると思いますが、
CT画像を一枚見るために医師は、
全身をスクロールしながら見なければなりません。
そして小さな肺門リンパ節転移を見つけて
プリントしたということです。
これを何枚も過去に遡り調べたということです。
いかに速いかということがわかると思います。
画像は全部で6枚ありました。
がんの部分がよくわかるように
矢印が書いてありました。
私がプリントしてほしいと
頼んだわけではありません。
それなのにここまでしてくださいました。
先生は言葉少なに仰いました。
🧑🏫「右上に撮影の日付が入っている。これが一番古い画像。」と指差した。
そこには、
2023/12/06
と書いてあった。
「2023年っていつ?」
もう、頭の中が真っ白で、
しばらく思考停止してしまいました。
それはね、今の私が教えてあげる。
いつかというと、この時です。↓
今読むと、何、呑気なこと書いてるんだと
思いますが、要するにこの時から、つまり始めからあったということです。
「えー‼️始めからですか?」
そんなことってあるの?
というか、あっていいの?
🧑🏫「まぁ、そういうこともあります。遡って見てみたら、既にあったということは。2023年12月は今になって見るとある、というくらいのものですが、2024年3月は確かにありますね。」
えー?そういうこともあるって、
簡単に言われてしまった。
一年半近くずっーと見落としていたということ?
ブロ友さんと、がんが消失したってバンザイ🙌して喜んだ日々は何だったの?
信頼していたのに裏切られた気持ちです。
ここまでとは思わなかった。
私にとっては、受け入れ難い
衝撃の事実でした。
こんな時、一体どうすればいいのでしょう?
わかる方がいらっしゃったら教えてください。
長くなりましたので
診察の続きは次回に。