耳の聴こえない絵描き
ソルト／Shiori Ueda
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日(ひ)
霊(ひ)
火(ひ)
太陽と、過ぎる日々と、魂と、火
本質は同じもの。
決して掴めない熱い輝き。
真っ直ぐなみたまは直霊(なおひ)
曲がったみたまは禍ツ霊(まがつひ)
日(太陽)の子と書いて「ひこ」
日の女と書いて「ひめ」
結びの神は「産霊(むすひ)・産巣日(むすひ)」
「むす」は「産む・産むす」
だから「産むす子＝むすこ」「産むす女＝むすめ」という
火の神カグツチの別名は「火産巣日(ほむすび)」
「火」の中に「人」は存在していて
生きているかぎり、縁を結び続ける
「ヒト」の語源のひとつに「霊止(ひと)」がある。
霊を肉体に止(とど)めるからヒトと言うのだと。
肉体から解放されたら「霊」に戻る
「霊」であることが我々の本来のカタチなのだろうと思う
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2016.9.29
幻想まんだら
【 Conatus -コナトゥス- 】
自ら生きるちから。自ら進むちから。
生きようとするその刹那に存在するちから。
057／火之迦具土（ひのかぐつち）
わたしはすべてを浄化する炎。
わたしはすべてをつなぐ縄。
わたしのからだ、浄化の炎は
あなたの古き縁を焼き切り
わたしのからだ、金色の縄は
あなたの新しき縁をつなぎます。
