受講生の皆様、お疲れ様です
昭和のマインド
なのかもしれませんが、「意地」が大事なんじゃないかと思います。今日はそんな話
ある程度の難易度を有する国家試験の勉強をしていると
なんでこんなに大変なことしてるんだ
というような瞬間がやってきます
勉強がそこまで楽しいわけでもなく
勉強がそこまで楽なわけでもなく
勉強しなければ生きていけないわけでもない
そんなときに、「何やってるんだろうなぁ」と思う時がくるものです。誰にでも訪れると言っていいでしょう
私自身も思い返してみると、行政書士試験では行政法の勉強をしている時、社労士試験の勉強では試験勉強ほぼ全般でそう思っていました
社労士試験では、行政書士の勉強とかぶる所はほとんどなく、社労士業務がそこまでやりたかったわけでもなく、社労士試験に受からなくても生きていけないこともなく、勉強が根拠のない数字の暗記等に終始することもあり、苦痛で仕方がなかった印象があります
しかしまぁ、何度か納得いかない形で不合格となり、自分の主観としては学力で負けたという実感もなく、にも関わらず負けたままなのが許せなくて、意地だけでやっていたように思います
今となっては、「よくもまぁ、あれだけのことが出来たもんだ」と思っていますし、受かって本当に良かったなぁと実務をして実感しています
いくら効率的といっても、いくら科学的といっても、いくら精神論が毛嫌いされても、20年弱受験に関わっていると「最後は精神戦」だと思います
ここまでやってきて、負けるわけにいかない
と最後まで齧りつく人が受かっていくように思います
さてさて、まだジョギングを継続しているのですが、無駄に意地を張ることがありました
ジョギングを始めた初日のこと。ペースも距離も全くわからないので、とりあえず走り出してみたのですが、途中で苦しくてたまらなくなりました
家からとある駅まで続く直線の道を、駅まで行って帰ってくることを想定していたのですが、思いの外早く限界がきた
休めばいいものを、通行人がいる所で止まりたくない
あぁ、この人ここが限界だったんだと思われてしまう(思わない)
そう思いながら走っているときに良いことを思いついた
信号が赤になったところで休めばいい
「まだ走れるんだけど、交通ルールは守らないと。こう見えても法律家なんで」的な感じで足を動かしつつ思いっきり休めばいい(ここまでくると本当に頭がおかしい。疲れてたんでしょう)
ということで大きな交差点にさしかかる。ようやく休めると思ったら、こんなときに限って信号が青だ
サノバビッチ!!
とか大声で言ってたら休む以上に変な目でみられるでしょから、大人しく信号を渡ろうかと思ったがもう限界だ
そこで私がどうしたか
曲がる必要のない方向を見て足をとめる。真っ直ぐ進んだ先に家があるにもかかわらず
曲がってしまうと遠回りになる。にも関わらず、曲がる必要のない方向に身体を向けて赤信号と向かいあう
そうして少しの休憩を挟み、結果的には遠回りをしつつ家に帰ってきました
こんな意地の張り方をする必要は全くありませんが、難関国家試験の合格は、最後の最後は意地で乗り切るものです
ここまで勉強したのですから、必ず今年合格しましょう
では今回はここまでとします。お疲れ様でした。