大切な話 | 森永の小部屋 

森永の小部屋 

行政書士・社労士・宅建士である森永の個人的なブログです。各記事は森永個人の主観に基づくものです。受講生の方に対する記事だけでなく、どうでもいいことも書きます。また、記事は万全を期しておりますが、万が一不利益を被られたとしても責任は負わない旨ご了承ください。

受講生の皆様、お疲れ様です。

 

昨日は車で京都を走り回っていたのですが、そこかしこで「卒業式」が行われていました。

 

 

私自身は卒業式のことってほとんど覚えていないんですよね。

 

唯一よく覚えていることといえば、リアルタイムは少し私よりも上なんですが、尾崎豊さんの残り香が濃く残っている中学生の頃の卒業式は印象に残っています。

 

尾崎豊さんの本意ではないのでしょうが、荒れた学校が多かったように思います。私の中学の卒業式でも所謂「ヤンキー」の方々が、改造された制服で、金髪にしていらっしゃっていました。あれはビジュアルで覚えています。肩口に「工藤静香命」と刺繍が入った制服を着ている人もいました。道行く若者を見ると時代は変わったなぁと思います。

 

 

たまたまなのかもしれませんが、女性が頭になんか着けているのを見かけたんですよね。何人も。

 

アレなんて言ったけな

 

と思い返そうと思っても出てこない。数日前に書いたように興味がそれほどないことは恐ろしいほど思い出せません。

 

 

 

ティラミスみたいな・・・

 

などと思っていると、もうティラミスしか出てきません。しょうがないからそれっぽいことを検索したら、ようやく辿り着けました。

 

「ティアラ」

 

そうそう。これですこれ。なんか着けている女の子が多かったですね。流行っているんでしょうか。なんにせよ、区切りを迎えて「学生」でなくなる人や「大人」になっていく人も多くいらっしゃるのでしょう。

 

 

 

「大人」ってなんなんでしょうか。子供に聞かれたことがあります。大人ってなんなのか。

 

 

行為能力を有していて、一人で完全に有効な法律行為を行うことが出来る人

 

 

とか言ってもわかりませんから、少し返答に困りました。今では、18歳で成人になることになったので、その観点からすれば「高校生なんだけど大人」という私の古い観念からすれば違和感のあることも日常に溢れています。

 

古い観念といえば、私自身は30歳くらいになったときに「なんか、ようやく本当の意味で大人になれたかも」と思えました。まぁ20歳の頃にも一人前のつもりだったんですが、30歳になった自分からすれば非常に幼く、ようやく自分が何歳になって振り返っても「まぁ、大人と言っていいんじゃない」と思えるようになれたのが30歳くらいでした。

 

30歳でようやく成人説

 

を唱える気はありませんが、私はそうでした。そんな「ニュアンス」を子供にどう伝えたらいいのかな、と考え話したことが

 

 

 自動販売機ってあるでしょ。『自動』と言っても、あれは勝手に動いているわけじゃないの。電気を届けてくれている人がいるし、ジュースを入れて補充してくれている人もいるし、壊れたらかけつけて直してくれる人もいる。そもそもあれを開発したり製造してくれている人もいる。

 

 子供はさ、貰ったお小遣いとか使ってお金入れてジュースを買うでしょ。それってサービスをしてもらうだけなんだよね。パッと見てわからないところで人の役に立つことをしている「サービスを与えるほう」じゃなくて、受けるほうだけ。

 

 年齢が大人になれば、普通は仕事をして「サービスを与えるほう」になる。そうなっても、行動だけは大人なんだけど、心まで大人になれているとはいえない人もいる。パッと見えないところに感謝できたり、大変さを想像できるようになったら身体とか行動だけじゃなくて心も大人になったといえるんじゃないかな。

 

 

即興でこんなことを言いましたが、第三段落の途中から完全に聞き流されておりました。

 

だいたい、子供って大切なこと聞いてないですね。子育ての経験上。まぁ私の家だけかもしれませんが。

 

だから、私自身も卒業式で言ってもらえていたであろう大切な言葉を覚えていないのでしょうか。ようやく大人になれたのに今度は脳の衰えで思い出せないことも多い。いったいどうしたらいいんでしょうか。

 

 

ということで、法律を使って依頼者の満足を得ることができるよう、上質なサービスを与えることができるよう今日も頑張っていきましょう。

 

では今回はここまでとします。お疲れ様でした。