受講生の皆様、お疲れ様です。
本格的に債権の勉強に突入していますが、勉強の調子はいかがでしょうか。
その昔、2012年の一発合格者だったと思いますが、合格後に
民法の債権はいつも授業後に苦笑いしてました
的なことを仰っていました。
講義を聞けば、一つ一つはそこまで難しいわけではない。しかし、量が多く全体像が掴めず辛かった
的な話しだったかと思います。
債権総論は特に抽象性が高く、最初は雲を掴むような感じになってしまいますが、正しい勉強をすれば大したことはありません。
人間というものは、出来るようになったことは習得時の大変さを忘れるものです。
今、制限行為能力者の話を勉強してみるとどうでしょうか。
あの頃はまだ易しかったなぁ
と思う人もいるかもしれません。
しかし、最初の頃は最初の頃で大変だったはずです。
時が経てばそんなものです。今までも壁を乗り越えて来たのですから、これからも乗り越えていけるはず。
まだ先が見えないと思うかもしれませんが、実は基本講義は案外中盤に入ってきています。
この試験を確実に突破するためのコツは、憲法・民法・行政法で得点を稼げるだけ稼ぐことです。
行政法・民法の配点だけで合格点である180点を超えます。
例年、難易度が上がる科目があるため、憲法も含めてガッツリ対策をとっていれば、安定してこの3科目だけで合格点に近い点数がとれます。あとは一般知識の基準点を突破すればいい。
憲法7回、民法が16回の行政法が15回。これが基本講義の回数です。
計38講義中18回の基本講義が終了しました。メイン科目の基本講義も残すところ20回ほど。
新しいことを学ぶと難易度が高く感じられることもありますが、回数を重ねる毎に負荷は軽くなっていきます。根気強く努力を継続することで、今は難しく感じることもスラスラ出来るようになり、最初の苦労をリアルに思い出せないようになってきます。
闇雲に勉強を進めるのではなく、本試験時になっていたい自分の姿をイメージしつつ、少しずつでもそこに近づいていっている実感を持ちながら勉強を進めましょう。
出題範囲の知識に馴染み
問題をストレスなく解き続けることが出来るようになり
インプット教材の必要な知識が引き出せる
なれますよ。今は無理と思っても。
たいていの場合、本試験ギリギリで間に合います。そんなに余裕はないのですが、本試験時に間に合わせるのです。
合格してから
よくあの時あれだけやれたな
と思うものです。ほとんどの合格者は。
なりたい自分をイメージし、現状との差に怯むのではなく少しずつでも埋めていく。
案外凄い自分になれますよ。少しずつでも近付いていきましょう。
では今回はここまでとします。お疲れ様でした。