一発勝負だからこそ | 森永の小部屋 

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主に教室受講生に対して書いているブログです。このブログに掲載していることは、TACの公式見解ではなく、森永個人の主観に基づくものです。また、記事は万全を期しておりますが、万が一不利益を被られたとしても責任は負わない旨ご了承ください。

受講生の皆様、お疲れ様です。


先日、こんなニュースを見つけました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6a800719b7956dd12116b1f47fd085bdaeffc1ea 



試験会場でトラブルがあったとかなかったとか。

トラブルがあったかどうか、そして大学側の措置が適切なのかどうかは置いておいて、試験会場でのトラブルはどのような試験でも起こる可能性のあるものです。

まず、監督官と受験生では臨む熱量が違います。これは仕方のないことだと思います。私が試験の監督官をやるとして、受験したときの熱量で監督官をするかというと無理だと思います。ただ、受験生の気持ちや熱量を想像して様々なことに対処しないといけないでしょう。そこに齟齬がある気はします。今回の話しは。


毎年講義で言う事ですが、私が受けた平成19年の行政書士試験。京都会場である同志社大学田辺キャンパスのある教室で受けたときのこと。

試験が開始してから1時間くらい経った頃でしょうか、おそらく隣の教室でゴスペルサークルの人達が歌い出しました。

しばらくしてから試験会場がざわつき始めました。まぁ、それはそうです。陽気に歌い続けてますから。

そこで、試験監督官が数名集まって緊急会議を始めました。どうするかと思ったら、そのまま放置でした。1時間くらいは歌い続けていたでしょうか。

よくこんなに喉がもつなぁ

と思いながら解いていたので。

社労士試験でも色々あったのですが、それは講義でいつかお話ししましょう。これは特定の方が不憫ではありました。


そこまでではなくても、横の人が溜息つきまくるとか、貧乏ゆすりするとか、独り言が止まらない、消しゴムで消す圧力が強すぎてその度に机が動くなど、色々あります。ちなみに、これらも全て過去の受講生が体験した事例です。

試験になんとしても勝つために、なんとしても結果を出すために準備出来ることは全てやらなければなりません。

音等で集中力が乱されても、早期に回復し問題を検討出来なければなりません。一発勝負で確実に勝つためには。


なるべく公平であるべきだが、完全なる公平は存在しない

ということはよくあることです。残念ながら。そんなときでもたいていの場合は自分で責任を取らないといけなくなります。

大事な試験であればあるほど、このようなことがあると腹が立つものですが、大事な試験だからこそ、どのような環境でも集中力を切らさず解き切るための準備を進めましょう。

毎年言っていることですが

インプットは静かな場所で

アウトプットは騒がしい所で

学習を進めてみてください。

本試験時に何もなければいいのですが、何かあっても合格出来る対策をとっていきましょう。

では今回はここまでとします。お疲れ様でした。