昨日書いた記事が試験ジャンルで4位になったそうです。多くの方に見て頂けたようで良かったです。
さて、試験も終わり「日常」が戻ってきているのではないでしょうか。
私は20代前半までプロゴルファーを目指していたので、勉強や試験とはほぼ無縁で過ごしていました。
怪我もありゴルフを辞めて、学歴もないため資格で人生を切り開こうと、資格取得を目指したのが20代中盤の頃。
勉強法の本なんかもけっこう読みました。勉強と無縁だったので。
そこで、大手予備校の塾長が書いた本を読んだときのこと。
その方は若い頃に一度司法試験に落ちてしまい、その時のことを本の中で書いていました。
たしか
世界がモノクロになった
自分以外の世界が当然のように動いているのが受け入れられなかった
的なことを書かれていたように思います。曖昧な記憶ですが。
そんなもんなのか、と当時は思っていました。
それから時は過ぎ、私も資格を取り講師になり今に至っています。
自分もプレーヤーで有り続ける
と思い、講師になってからも資格取得に挑戦し、色々資格を取りました。
仕事をいくつもしながら挑戦し、ある試験で思う結果が出ないことが続いたことがありました。
総合点では圧倒しているのに結果が出ない
このときに、あの本のことを思い出しましたね。
自分にとっては人生が左右される一大事で、不可解とも思える裁定で結果が出ない。
しかし、そんなことネットニュースにもならず、世界は動いているんです。何事もない感じで。
自分は振り出しに戻ってるのに、合格した人は先に進める
自分だけ取り残され、置いていかれる感が半端なかった記憶があります。
今回、良い結果が出なかった人はそんな気持ちかもしれませんね。
本気になって取り組んでいればいるほど、思う結果が出なかった時のダメージは深いので。
こんなときは、誰が何を言っても響かんし、受け入れられないものかもしれません。私はそうでした。
ただ、「これまでやってきたことは無駄だった」と思う方がいるなら、それは違うな、と思います。
塞翁が馬
という話しではないですが、これまでの努力や準備が意味のあるものとなるかどうかは、これからの行動にかかっています。
来年合格したときに、これまでの努力や今回の結果を反省材料やバネにしたからだ、と言えるかどうか
法律家にならなかったが、あの時にあれだけ頑張れた経験は今となっては財産
あの結果をバネにして、違う道で成功した。あの時合格していなかった今のほうが幸せだったんじゃないか
そう言えるかどうかはこれから先の自分次第です。
コスパ
を重視する時代なのかもしれませんが、無駄なことをしない、ということよりも、起ったことを無駄にしない努力が大切だと思います。
私もプロゴルファーにはなることが出来ず、それは自分の人生において一大事だったのですが、今となってはそのほうが良かったと思えています。
また、あの試験も最後まで諦めず合格し、結果として受験生の気持ちもわかることができ、講師をするうえでプラスになっていると思えています。
などなど、つらつらと書いてきましたが、そうは言ってもすぐすぐわりきれません。ショックが大きい人はしばらくゆっくり休み、美味しいものでも食べて時間に身を任せてみましょう。
京都なら
四条大宮近くの「香来」のラーメン
五条イオン近くの「さん田」のラーメン
円町近くの「さんたく」の釜玉
花園の「カレー屋ひろし」のスープカレー
でも食べて元気出しましょう。それでも世界は動いてお腹はすきます。
起ったことを無駄にしない
ストンとそう思えるまで、英気を養いましょう。そんな時期はきっと無駄ではありません。
明日以降、少しずつ本試験問題に関して書いていこうと思います。
では今回はここまでとしましょう。お疲れ様でした。