野生の勘がすごいはずなのに、今日は目的の蕎麦屋が見つからなかったしろくまです。ちなみに2軒目は定休日でした。
俺の休日を返せ――――ーっ。
馬の池を右折して、とりあえずJRの線路を越えないとね。
真っ直ぐ行けば京都競馬場のある淀に行くんだから、この道であってるよね。しばらく進むと、
サントリーのビール工場。その手前に線路がある。それにしてもでっかい工場。もしかして、あの丸い筒の中は全てビール????そんなことを考えながら、JRの高架をくぐりました。ビール工場の向かいには、
クロネコさん。えっ、こんなバイクもあるんだ。初めてみました。
ビール工場は正面の門から見ると、さらに凄い。みなさん、これだけあるので、もっともッと吞んでも大丈夫ですよ。なんて言ってる場合じゃない。次のポイントはJRの向日町電車区の横を通る道。つまり、線路沿いに歩かないと。京都方面に向かう線路沿いの道を探します。
あったよ。
えっ、読み方難しい。“えげやま”じゃなくて“いげのやま”。読めないね。しばらく住宅地を進むと、突然の
畑。さらに
古墳跡だよ。前方後円墳だね。
なるほど、いげのやま通りはこの古墳からつけられた名前だね。しかも、この場所、
天王山の戦いの時の明智光秀の本陣があったんだ。めっちゃ歴史的だ。
おっ、もうすぐ長岡京駅だね。かつての神足駅。でもちょっと線路から離れたように思う。川を渡るときに見ると、
線路はかなり向こう。というわけで、土手を歩くことにしました。しばらく進むと、
おしゃれな煉瓦造りの鉄橋がありました。ちょうど貨物列車と、
特急列車が通過。鉄橋の下には川を渡れる石が置いてありました。線路沿いに出たので、
神足神社の前に出たから、うん、昔の神足駅、長岡京駅は近そう。
この辺りは明智光秀のゆかりの地なんですね。三菱ロジスティクスの茶色いビルと、村田製作所の背の高いビルの間に、
長岡京駅がありました。うんうん、順調。線路から離れなければ、向日町電車区があるはず。まっすぐ進んでいると、橋がありました。
ありゃ、字が見えないね。馬場橋(ばばばし)。おっと名前に気を取られてた。左側確認
線路、有馬――ーす。ところがです。ところがこの先進むと、
三叉路。三菱通り。その向こうには三菱のお―――――っきな工場が行く手を阻んでる。線路のある左に行くべきか、右に行くべきか。悩むしろくま。右を見ると、線路は見えるけど、線路に沿った道はなさそうに見えました。これは右に行って工場を巻いて進むべきかな。しろくま得意の野生の勘。敢えて、線路から離れて右へ進め。
つづく