母の足のツメが伸びていたので、切ってもらうこととなった。
母も自分で出来るよー って言うので座ってもらって、爪切りを渡した。
・・・・・・・・・・・・。
う・・・・・
あれ?… よいしょ・・・・・・ あら・・・・・・・
(T▽T;)
届かない?
そんなはずは無いのだけどなー 今まで自分でしか切っていないのだから。
姉は前に母の 「ミ」 まで切ってしまってキズつけたから、絶対に切らないと言う。
仕方ないなぁ、ここは真打登場だ~( ̄▽+ ̄*)
爪切りで思い出すのは昔のこと。前にもモチロン書いたことがあるけれど~
むかしむかし、二十歳すぎの頃の入院時、おんなの大部屋には8人くらいの患者がいた。
入り口近くに半身まひして一日中寝ているおばあさんがいた。
その時は随分年寄りだと思ったけれど、今 あったら実際、、どうなんだろう。
80歳ほどと思っていたけど、もっと若かったのかもしれない。
学校の先生だったという話で、シャンとしたところのある人だった。
今思えば脳梗塞による、半身不随だったのだろう。浴衣の袖から自由がきく方の腕を出して、頭の下に敷いていた。
たるんだ皮膚と細さがいかにも年寄りぽくて、わたしは近づけなかった。
枕の上に手を乗せて少しでも高くして部屋中を見やすいようにしていたんだろうなぁ。
そうやってみんなと話していた。
個々のテレビなんて病室にはなかったから、昼間はみんなヒマだった。
同室で唯一若かったわたしより1・2才下の女の子に後藤さんが爪切りを頼んだ。
彼女は気さくで、誰とでも話をしていたし、話しかけられもしていたから、そんな頼まれごともあったのだ。
「いややー こわいもん。」
後藤さん 「なんで?あんたは痛くないやん。切りそこなって痛いのはワタシや。かまへんから大丈夫やから切って。」
「いややーーー(*´ω`) 」
結果どうしたのか覚えていないけれど、
「痛いのはワタシの方で、あんたは痛くない。」 って言葉をずっと覚えている。
しかし、身を切ってしまった方も心にチリチリとしたものが残る気がする。
出先で~
スマホの画面がおかしい。
( ´(ェ)`)?
どこをタッチしても、変化なく、、、動かない。
でも他はいつも通りで、ネット画面だけがおかしくなっていた。
これが正常でしょ。
この通常下にあるバーが画面の真ん中にあって、タッチしても ゆきももどりもしないし・・・
どうしようどうしよう~って
なんだか冷や汗が出るくらい、アセアセ・・・
このバーがね 。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
一旦 帰りかけたいつもの道を戻って携帯ショップに向かった。
歩きながら、又 ネットを出して見る。
うん。
異常だよね。
真ん中に上がっちゃってるもんね。
みんなはこういうのをチャチャッと自分で解決できるのだろうか。
(・ ・;)
さっぱり分からない、少しでもアクシデントがあればスマホなんてお手上げだ。
あ、カメラも、、、だけど、、、
なんども異常確認して歩き、お店の前でもう一度ネットを出してみた。
そのまま手にして 「ほら、これがね」 ってやろうとしてたら
え!
ヽ(*'0'*)ツ
戻ってる。
お店のガラス扉まであと、3m。
間一髪。
あれはなんだったんだ?