知人が鯛焼きの話をした。
【東寺の弘法さんで鯛焼きを焼くお婆さん。
小柄なお婆さんです。
豪快です。
雑です。
大雑把です。
仕事が荒い。
キリで鯛焼きを型枠から剥がすのに、、
エイエイ!とやるから尻尾が取れる。
取れた尻尾をエイ!と枠から放り出す。
ヒドイと鯛が繋がっている。
それを鋏で切る。
昔はセルフ鯛焼き屋だった。
お婆さんはモクモクと焼く。
焼いてはバットに積み上げていく。
お客が勝手にバットから取り、お金100円を入れる。
今はボランティア?親戚?の女性が助手。
お婆さんは年々、ヘタになる。
年々、雑になる。
お婆さんの辞書には上達という言葉は無い。
アンコのはみ出た鯛焼きが売り物にはならないと(助手判断?)で
2、3匹、放置されていた。
お婆さんの後ろに鯛の色紙が飾られていて
米寿とあるから88歳かなあ。
こういう88歳って素敵だなあ。
わたしが東寺に近かったら、、きっと助手に立候補していただろうなあ。
人の事にゴチャゴチャおせっかい言う婆さんよりも、
鯛の尻尾があっても無くても気にしない婆さんになりたいわ。】
( ´艸`)
「しっぽ」 はあって欲しいけどな。
こういう小さな商売ってちょっとやってみたいよね。
「はい、○○円ね」
とか
「おまけしておくね」
とか
小さいとは客と距離が小さいこと。
だから、フリマ等も盛況になるんだろうと思う。
近頃通るようになった商店街は昔ながらの風で、人通りも多い。
年末には餅のために和菓子屋に行列が出来ていた。
あぁ、昔の年末ってこうだった。
福引などもあって、アルミか何かの大鍋を貰ったことがあったし、
かならず学校でにぎわう商店街の様子を描いた。
一瞬で子供の頃がよみがえった。
そんな懐かしさ満載の商店街なのに、
大きな八百屋さんは夕方になると、値が上がる。
朝見て通り、帰りに買ったら値段が違った時があったし、
きゅうりも1本少なくなっていた。
お勤め帰りの人は、急いでいるししょうがなく
高くても買うから売れるのかもしれないけれど・・・
いつも仁王立ちしているおじさんは感じが良くなかった。
愛想がない。
息子も同じ体だ。
んー
商売が嫌ならやめたら?
せっかく人と人とで手渡し出来る仕事なのに~
二度と買わない。
あの時の「お正月」の童謡はもう、
ずいぶん気が早く10日程前から「ひなまつり」へと変わっている。
わたしの苦手なあの曲だ。
その話 ⇒ ●
それで気が付いたのだけれども、
いつも流れているのは童謡か唱歌なのだった。
聞いた事の無い唄も流れている。
流行りの曲ではないのがとても似合っている。
どれもちょっと悲しいんだけれど・・・