先週の金曜日。
会社の業務の一環として、、、宵戎=よいえびすに出かけた 【HDさん】 は
帰ってきてからも、寒い寒いと言い続けた。
そして呑んで酔ってもいるので、早く寝た。
次の日は山歩きの予定があった。
【HDさん】 「えべっさんの次の日やし、止めましょって言うてんけど・・・」
いつもの人に加えてもう一人参加することになっていて、
中年男3人での山登りだ。新規の参加者はまだ不慣れなので
ペースを落として、ルートも軽くしての行動になる。
上司だから? 初心者だから?
そんな3人が出かけた六甲山は上には雪が積もり、
寒くて寒くて、いくらたっても手の冷たさが無くならないという 【HDさん】 にとっては
未経験の 「寒さ」 だったようだ。
お昼のおにぎりを食べた時点で、あきらめて下山したあとは
お決まりのコースで居酒屋へ行った。
メールが来る。
「寒い。 お風呂を沸かしておいて。」
酔っているのもあるけれど、目蓋が落ちていて半分位しか目が開いていない。
力の無い目で
【HDさん】 「風邪ひいたわ・・・」
次の日、つまり日曜日はゆっくり寝ているのかと思ったら、
いつもどおりに起きて7時頃に、台所でパンの用意を始めた。
咳をして、鼻をかんで、卵を焼いて、咳をして、カップをレンジに入れて
鼻をかんで、パンを取り出して、咳をして、野菜室をあけて、鼻をかんで
・・・・・・・・・・・・・( ̄^ ̄;)
食べ終わって部屋へと入った 【HDさん】 と入れ替わりに起きた私は、
「除菌スプレー」 を片手に、冷蔵庫やお茶ポットの取っ手や・・・
思いつくところを拭きまくった。
「寝すぎたわー」 と言って、 夕方 【HDさん】 は図書館へ本の返却に出かけた。
「寒いなぁ」
月曜日は成人式。
DVDやビデオ三昧だったが、又
「寝すぎて背中が痛い。」 と夕方になってバケットを買いに駅前まで出かけた。
ーーー寝すぎて痛いんではなくて、熱があるんじゃないの?
【HDさん】 「いや、熱はないねん。 ( ̄^ ̄) 」
火曜日。出勤していったので
菌の巣となっていた 【HDさん】 の部屋を開け放ち、シーツをはぎ
布団カバーもタオルケットも枕カバーもすべてを取り替えて、掃除機をかけた。
夕方まで窓はあけたまま。風邪をすべて断ち切ったようですっきりした気分。
仕事終わりに病院へ行った 【HDさん】 からメールがきた。
「インフルエンザA型」
((((((ノ゚⊿゚)ノ
わわわ、、、大変。
あーーー せっかく風邪菌をなくしたと思ったのに。。。
しかし!この前はアルコール消毒して良かったぁ。。。
洗面所にタオルを積み上げる。
うつらないように、使用したタオルは即 洗濯機に入れてもらうためだ。
【HDさん】 「検査したらさー 『インフルエンザA型。 はい、隔離!』 って
部屋にいれられてさー」
「うつるから会社は休んでくださいって。」
と言いながら、次の日も途中の仕事があるからと、午前中出社した。
ーーー明日は?
【HDさん】 「行くよ。」
ーーーえーーーうつるのにーーー
【HDさん】 「給料日にお金が入ってなかったら!どうするねん!」
「年末からの、初の集金日やし!」
「うつるのに」 と子②と二人して言ったものだから、 【HDさん】 はヽ(`Д´)声を大きくした。
インフルエンザが蔓延するのがわかる。
世の中みんながこうだからだ。 (x_x;)
会社でもう一人インフルエンザの人が出ていたらしいけど、
「明日も出て来いって部長に言われてたわ。」
山は越した越したと、薬はもう飲まなくていいのではと何度もいいながら
うながされて薬をのむ。
【HDさん】 「えー 俺の飲んでるのって 『タミフル』 やてーーー」
金曜日。
病院から指定されていた日。
医者 「どうですか?」
【HDさん】 「山は越したみたいです。
あ、咳が少しまだ出ますね。」
医者 「ふんふん。もういいでしょう。会社へ行ってもいいですよ。」
(ノ´▽`)ノ
えぇ! 問診だけでーーー
なにそれーーー
ーーー菌の検査はしなかったの?
【HDさん】 「そう、信用できひんやろ?」
インフルエンザの症状とは違う。
突然の高熱が出たわけでもないし、ほんとにそうだったのか???
でも、菌の検査をしたんだし、、、んー
処方されただけの薬は飲みきってと言われて帰宅した。
インフルエンザならキチンと薬を飲まないといけないけど、
普通の風邪なら、、、 もうよいかも知れないし、、、
本当のところ、どうだったのだろう???