小雨の降るりんさん地方。
ここ最近は晴天続きだったので、雨は久しぶりです。
気温は変わらず高めで、桜が早く咲きそうで楽しみです。
今年は花見ができるかな?ペンダントと毛を持って行きたい気持ちはありますが…
母はきっと寂しくなるから行かないって言いそうです。
亡くなった後って、あちらでは全盛期の姿にもどるのでしょうか?
自由に変えられるのかな?
若い頃の見るもの全て壊していた破壊神になっているのか、10歳過ぎの塩対応りんさんになっているのか。
そして、お花畑なのか一面銀世界の雪の中なのか。
そう言うのも知りたいですよね。考えているだけでもちょっと楽しくなります。
まだ空へ渡って間もないので、0歳に戻ってるのかな?
シニアも可愛かったけど、小っちゃいのも当たり前に可愛い
最初と最後は同じ姿になるんですね。
ついでに、何故だか評判が良かった写真
犬が戌を着てるって言われて評判が良かった写真です。
そうそう、全て日帰りですが、色んな県に遊びに行ったりんさん。
岩手宮城福島栃木茨城長野山形石川滋賀群馬埼玉山形
そんなりんさんですが、生まれて初めて行った県は何処かと言うと、、
こちらです。前にも話したような気がするけど、群馬です。
一番多く出かけたのも群馬でしたし、縁があったのかも。
さて、葬儀の話の続きです。
火葬後のお話を。
最後に骨の写真を載せますので、苦手な方はその前で見るのを止めてください。
火葬には時間がかかるので、母と姉は控室で。私と娘は気分転換に油揚げを買いに。
お願いしたお寺が油揚げで有名な栃尾にあるのでね。
お店のとスーパーで売ってるのでは違うんですよ。味噌漬け美味しかった。
その後またお寺に戻り、そこで骨を入れるペンダントを決めたり、骨壺カバーを決めたり。
母はここでダウン。ずっと寝てなかったから限界が来たのでしょう。
そして決めたのが、前にも写真を載せましたが、シンプルな白いカバー。
私、姉、娘でそれぞれ選び、母が起きたらその中から選んでもらおうという事でこれになりました。
ちなみにこれは私と娘が候補に挙げた一つ。
姉はモッコモコしたショッキングピンクのカバーを選んでました。
起きた母から速攻で却下されていました。
こんな時でもブレない姉はさすがだと思いました。りんが生きてたら噛まれてたんじゃないかな。
火葬が終わり、住職さんが骨を綺麗に並べてくれて、説明してくれました。
りんの病気の事は一言も話していなかったのに、膵臓、肝臓を患っていた事。肺炎も発症していた事を話してくれました。膵臓と肝臓は薬で抑えていたから大丈夫だったけど、肺炎で息を頑張ってしていたのが伺えますと言われました。
そして、頭蓋骨の状態から、脳に出血があったようだと言われました。
直接の死因はそれでしょうと。
それで、一気に動けなくなったのか。
あの時病気に気づいていたのなら…。でも、気づいたところで何も出来なかったでしょう。
言葉になりませんでした。
骨が教えてくれたことは他にも。
「尻尾、折れた後があります。小さい頃誰かに踏まれたのかな」
え?
なんとなーく、心当たりが…
そこでちょっと笑い話に。
先なのでそんなに痛みはなかったでしょうと言われたけど、ごめんよ。
あの時は本気で遊んでたからさ。
それに、その後こっちも大怪我したじゃない。
りんさん追いかけて、テーブルにぶつけて、足の指の股が裂けたじゃん。あれは痛かった。
それでおあいこって事で。
という事で、責任もって、尻尾の先の小っちゃい骨をもらってきました。
そして娘がもらった骨は、顔の表情を作る骨?頬の骨?
先ほども言いましたが、りんさんは肺炎で息苦しかったそうです。
肺炎になると鼻呼吸になり、火葬すると鼻の周りの骨が脆くて形が残りにくいとか。
それなのに、頬の骨?がこんなに綺麗にしっかり残ってる事は滅多に無い事、こんなことは稀だと言われました。
「きっといっぱい笑った子だったのでしょう」
なんて嬉しい言葉。
りんは、楽しかったんだ。喜んでくれていたんだ。
ありがとう。良かった。
娘は迷わずその骨を選びました。
これからも一緒に笑うんだって。
私と娘のです。
母と姉も、それぞれ骨をもらっていました。手とかだったかな。
最初は要らないと言ってたんですけどね。ギリギリで考えが変わったようです。
骨壺に骨を入れて、頭蓋骨と喉仏を入れて、葬儀は終わりました。
長かったけど、ちゃんと見送れました。良かったです。
そうそう、年齢票があったのですが、小型、中型、大型と並んでいて、17歳手前だったので、やっぱり100歳って事で良いでしょうかね。
大往生。りんさんよく頑張った。
私の寿命半分あげるって言ったんだけどな。
これで亡くなった時から、葬儀までの話は終了です。
この話が、いつかどこかの誰かの役に立つ事があれば、りんも私も嬉しいです。
葬儀や火葬、埋葬は、それぞれ考えがあると思います。
何が正しいかなんて答えはありません。
その子と、家族が過ごしてきた時間に間違いはないと思います。
その子を見て考えて出した答えが正しい選択でしょう。
どんな形であれ、どんな姿であれ、大切な世界一の子には変わりはありません。
私のやり方と違っても、りんもその子もみんなきっと喜んでいるんじゃないかなと思います。
葬儀と言う暗い話に長々とお付き合いくださりありがとうございました。
ブログは、のんびり思い出話や懐かしい写真などを載せていこうと思います。
沢山のかたに応援して頂いたので、今度は私が精いっぱい応援したいとも思っています。
私の経験や失敗が、何かのお役に立つのなら、何でもお聞きください。
もう新しい写真は増えませんが、それでも、りんが生きた証としてブログは続けますので、またこれからもよろしくお願いいたします。
*火葬後の骨の写真を載せます
とても綺麗で、怖さも全くありませんでした。
ただただ、頑張ったねと言う思いでした。
ちなみに骨は頂いた後です。
見て頂きありがとうございました。