盆 | 白柴りんの気ままな天国生活

白柴りんの気ままな天国生活

2023年3月11日 16歳10カ月で旅立った、白い柴犬りんの自由気ままだった記録

灼熱のりんさん地方。

いや、40度越えの地域もあるくらいだから、まだまだ全然良い方ですよね。

ワンコの散歩も早朝か夕暮れ時にしか行けないですね。

りんさんは日中は体力温存の為にピクリとも動きません。


さて、今日はお盆。

お盆だからブログもお休みしようかなとも思ったけど、基本3日に1回更新のペースでやってきて、それで偶然にもお盆が更新日というのも貴重な事。届いてるかわからないけれど、先に旅立った命に話しかけてみようかと。


りんさん家の一角に、こんなスペースがあります。
白柴りんの気ままな生活-rara

簡素な台に、お菓子とお水、蝋燭立て、そして写真。

先代ワンコのララの仏壇?です。

りんさん家にはまだ仏壇がないので、こんな場所しかないのです。


ララが旅立ったのは、もう20年以上前でしょうか。

今みたいに犬を家族のように扱う時代ではなく、主と飼い犬。犬は人間の下の存在というのが通説だった頃です。


白柴りんの気ままな生活-akasi

ララとりんの証書。

誕生日はいつだったかな?亡くなったのは、確か秋だったような・・・。


酷い飼い主でしょ。

それすら覚えてないのです。

写真も、これ1枚しかありません。私が子供の頃に撮ったこの1枚だけ。


犬に対する考え方も知識もまだまだだったこの頃。人間の物を何でも食べ(ネギ類も食べてたような・・)、フィラリアの薬なんてものもありませんでした。

当然フィラリアに侵され、苦しんで、そして一人ぼっちで逝かせてしまいました。


具合が悪かったので病院に連れて行き、一晩様子を見て、獣医さんから「大丈夫だから迎えに来てください」と言われたけど、母がどうせならもっと善くなってほしいからと、もう一晩入院をお願いしました。そして翌朝「死んでました」と電話で一言。


最期を看取る事が出来ませんでした。

安心できる自分の家で旅立たせてあげる事すらできませんでした。

全然知らない場所で、狭い場所で、一人寂しく。

苦しさだけではなく、捨てられたと思って悲しみに暮れていたのかもしれません。


とっても賢くて優しくて、除雪車以外には吠えないような子でした。

でも、ぜんぜん可愛がってやれなかった。

どこも連れて行ってないし、おもちゃもない。


ずーっと後悔してました。

今自分が親バカでりんを溺愛してるのは、この子との経験があったから。
白柴りんの気ままな生活-egao

ララがいたから、りんと出逢え、大切にできる。


白柴りんの気ままな生活-potya

りんがいるから、ララを想える。


死んだ者の魂がいつまで存在してるのかはわからないけど、いつか、りんと一緒に会いに行って、いろいろと怒られたいです。何してたんだって。りんには太りすぎだって。


でも、もういないかな。生まれ変わって今度は自由に好きな場所行ってるかも。

まぁいいや。いつか会えると信じてよう。

お盆なので、ララの事をいつも以上に思い出してしまいました。



しかし、盆ってもっと涼しくなかったでしたっけ?

暑すぎてりんさんは墓参りに連れていけないです。



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