長い直線を進んで行きます。
昔、こちらで流鏑馬神事をしていた
どうやら 名残りのようですね ヽ( ̄д ̄;)
本殿へと向かう 間には
拝殿(右)と社務所(左)があり
ちょっとお茶目な狛くん達が
門を固めておられますヽ(*´∀`)
もともと こちらの地域は
古来、大陸より 絹などの高級な素材を
織物とするため 共に渡って来られた人々が
住んでいたとされる錦部郡(にしこり)と
呼ばれていたところ. . .
そして 何と言っても
国の重要文化財である
ご本殿が特徴的な造りになっており
基本的には入母屋造りなのですが
正面にある 弓なりになった
唐破風(からはふ)の上に 三角の
千鳥破風(ちどりはふ)が 乗っかり
側面にも縋破風(すがるはふ)を設けるなど
一見、複雑になってしまいがちな造りを
絶妙なバランスで まとめ上げ
創建された 南北朝時代を代表する建築物
だと言われております。
そんな 独特な本殿造りを
『 錦織(部)造り 』とも呼ばれており
あの徳川家康公が眠る 日光東照宮の
意匠建築にも 影響を与えたと . . . 🧐
本殿で祀られている
ご祭神には
中央に 建速素戔嗚尊(スサノオノミコト)
右手に 品陀別命(応神天皇=八幡神)
左手に 菅原道真公 . . .
併せて 天照皇太神 伊戔円尊(伊弉冉尊)
倉稲魂神 天水分神 高龗神 を祀られており
まさに神さま版 アベンジャーズ
もちろん 両脇の摂社にも
天神社(火産霊神 大国主神 恵比寿神)
春日社(熊野速玉神 春日大明神)を配し
末社に 金毘羅さまと弁財天さま . . . と
全て、抜かりはございません!!
にしても
極彩色に彩られた
斗栱(ときょう)や拳鼻(こぶしばな)は
さすがに 東照宮関係者の皆さんも
チェックしてたとしてもおかしくない程
お見事な色彩ですね!!
*現在の色は 約20年前ほど前に塗り直したと
宮司さんがおっしゃってました🤓
決して境内は 広い敷地とは
言えませんが
古来より この地に住んだ
人たちが 必死に繋いできた
厚く 強い崇敬の念を
感じ取れることができ
その名に負けないほど 立派なお社で
ございました (*゚▽゚)ノ