備前にある 刀剣の里 | Keiのエンジョイライフ

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人生を 明るく楽しく過ごせたらと
思い、日々の暮らしの中で新しい
発見をする為 綴っております。

歴史、カフェ、猫探し、B級スポット等
ご興味があれば 是非どうぞ!!

先日  ちょっと足を伸ばして

お隣の備前国(岡山県)まで

備前と言えば  備前焼きが思いつきますが


その昔(鎌倉時代〜)は 日本刀の産地として


備前刀が 多く世に輩出されておりました!


そんな訳で 

備前長船刀剣博物館


お邪魔してまいりましたヽ(*´∀`)



現在は  コロナ禍なので


入場は 完全予約制となってますが


1時間前までに  メールしておけば大丈夫👌


そして、嬉しいことに 


フラッシュ📸撮影以外は 全て館内


撮影OKでした(企画によるのでご注意)


では  その刀の世界へ ...


最初は

日本刀の歴史や基本的な

お勉強致します。


なるほど

日本刀の産地は 全国で五箇所ほど


それぞれ違った特質をもつ、、、


なんだか日本酒の世界と同じで


その地で採れたモノで  変わるのですね!



あっそうそう🤭
皆さん、ここで問題です‼️
次の刀の違いをわかりますでしょうか?


刀剣好きな方なら すぐ解りそうですが. . .😅



それでは 正解を . . .


答え ❶は太刀(たち)と呼ばれる刀

時代では  平安時代から鎌倉末期頃まで

主流であった日本刀で  主に馬上で戦う為

腰に吊り下げた状態で持ってました。

なので、スムーズに刀が抜けるよう反りが

強く刃長も長めなのが特徴で 展示する時は 

持っている状態で 刃が下向きです。


打刀(うちがたな)と呼ばれる刀

時代は鎌倉末期から室町時代以降

合戦の主流が馬上から徒歩戦へと変わり

刀も直接身につけた為、反りを無くし

刃長も短くなっていきました。

展示も同様に 刃を上向きに致します。


関係無いお話しだけど

よく観光地で 模造刀を持って写真を撮る時は

この打刀が多いため 腰に付ける際は

刃を上向きに 鞘を持つと「おっ?知ってるな‼︎」

と 少しだけ人より得意げな気分にになります☺️



そんな訳で 刃文(はもん)も

お勉強 、、、

にしても

見れば見るほど 奥深いですね (^^;;


お2階にも

圧巻の展示物!!


今で言う

ランキング表もあり

やはり  どの世界にも


良いモノは 素晴らしいですね!


まぁ、どちらかと言えば


やはり僕は 

兜や 

甲冑も  大好物なのですが 、、、


サメの革を下地にされた

柄や鍔の細工などは


もはや武具と言うより工芸品レベル‼️




その他にも 敷地内には

日本刀の作製場や

お土産物も充実しております。



そんでもって 近くには

備前長船の刀鍛冶が目を護ってもらう為

祈願されたと言う

靱負神社(ゆきえじんじゃ)

名だたる刀名匠が眠る菩提寺

慈眼院も併せて お詣り出来ます♪


我々 日本人にとって  刀剣とは 


ただ殺傷するだけの道具にとどまらず


そこには 仏教 神道などの世界観でも


どれも神聖なモノで いくつもの


工程を経て 磨き上げられる業物は


まさに象徴とする代物と言えるでしょう。