武将の墓 | 蘆名盛氏の墓 - 花見ヶ森廟！蘆名家最盛期へと導いた16代当主！ | 地図付き

 「武るる　日本全国の武将と城の旅。ときどき観光とグルメ」武将の墓めぐり、
蘆名盛氏の墓の紹介です。
武田勝頼vs織田信長、「信長怒涛の甲州征伐～勝頼滅びへの道～天目山の戦い」史跡めぐりの旅
は少しお休みです。
 

人物名	墓のある施設	住所
蘆名盛氏	花見ヶ森廟	福島県会津若松市花見ケ丘２丁目

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蘆名盛氏の墓は花見ヶ森廟にあります。
拝観：無料。
発見難易度★★★☆☆
廟所は住宅街にあるので少し分かり辛いです。

駐車場はありません。

桓武平氏から続く名族
蘆名氏は1189年から400年に渡って会津地方を治めた名族です。
桓武平氏系列の三浦氏の一族・佐原義連が、源頼朝の奥州藤原攻めに参陣し、その功により会津四郡を拝領したのが始まりです。
3代・光盛の代に佐原氏から蘆名氏へと改姓します。
7代・直盛の代に黒川に居を移し、黒川城（後の会津若松城）を築きます。
9代・盛政の代に足利将軍と主従関係を結び京都御扶持衆となり、会津守護を称しました。


蘆名三代が眠る花見ヶ森廟
花見ヶ森廟には16代盛氏、17代盛興、18代盛隆の蘆名家三代の墓があります。
三基とも墓の規模はほぼ同等で、高さ3ｍ、直径6ｍあります。
以前は他の場所にその他の当主の廟所もあったらしいですが、現在は分からない（消滅）そうです。


16代・蘆名盛氏
1521年～1580年。
盛氏の代に蘆名家は最盛期を迎えます。
伊達稙宗（だてたねむね）の娘を正室に迎え、山内氏を討って領土を拡大。
天文の乱では伊達稙宗の子・晴宗に味方して勝利します。
1574年には田村清顕（きよあき）を傘下に治め、以降も精力的に領土拡大を目論みました。

 

蘆名家廟所への入り口です。住宅街の狭い路地を入って行きます。

案内板。

系図。

16代・蘆名盛氏の墓。円墳の上に五輪塔が建立されています。
奥に見えるのは18代・蘆名盛隆の墓です。

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