古戦場めぐりの旅 | 姫ヶ淵、勝頼夫人の侍女16人、身を投げ若き命を散らす! | 地図付き | 武るるん♪ 武将と城の旅。時々観光とグルメ(地図付き)

「武るる 日本全国の武将と城の旅。ときどき観光とグルメ」 古戦場めぐりの旅、
姫ヶ淵の紹介です。
武田勝頼vs織田信長、「信長怒涛の甲州征伐~勝頼滅びへの道~天目山の戦い」の史跡めぐりの旅
ともリンクしていますので、よろしくお願いします。
 

古戦場名 ゆかりの武将 住所
姫ヶ淵 武田勝頼夫人(北条夫人)、勝頼夫人の侍女、武田勝頼 山梨県甲州市大和町田野

誤字やリンク切れ等がございましたら、コメントにてお知らせくださいますよう、よろしくお願いいたしますm(_ _ )m

スマホで地図が表示されない場合、一度前の記事に戻ってもらい再度次の記事を読み込みすると表示されるようです。

姫ヶ淵のモニュメントは武田勝頼の菩提寺・景徳院の駐車場にあります。

くるまr駐車場があります。


勝頼夫人の侍女16人、淵に身を投げ若き命を散らすあせる
景徳院の駐車場には、姫ヶ淵のモニュメントがあります。
これは、武田家滅亡にあたり、勝頼夫人を含めた17人の女性が、日川に身を投げ自害して果てたと伝わるものをモニュメント化したもので、戦国の悲しい出来事を伝えるものです。

各史料に見る女房衆の最期
以下が各史料に見られる女性たちの最期の様子です。
女性たちの中には、勝頼夫人の侍女に限らず、勝頼に最期まで付き従ってきた家臣達の奥方も含まれていると思われます。
 

※記事は色文字を使っています。スマホで表示されない場合、一度前の記事に戻ってもらい再度次の記事を読むと表示されるようです。
「武田三代軍記」

寝返って織田軍の案内をしていた辻弥兵衞が、5000余人を従え、後の山より来襲し、鉄炮をつるべ撃ちに放つ。その様は雨の如くであった。
この時になって、小原丹後守、弟下総守、金丸助六郎、女房衆と息女たちの介錯をし、各々が腹を切った。

 

「理慶尼記」

土屋兄弟三人は、御供の女房達の介錯を取り取りにした。

 

「甲乱記」

北の方(勝頼夫人)は、氷のごとく冷たい脇差を引き抜きて、胸に突き立て、衣を引き伏して倒れた。
夫人に仕えていた女房衆は、それを見て、自らも御供申しますと、喉に刃を突き刺し、北の方の足もとに取りついて果てた。

 

「信長公記」

逃れがたいと悟り、まるで花を折がごとく、まことに美しい歴々の女房衆、子供を1人ずつ引き寄せ、40余人を刺殺した。


…史料では日川に身を投げた様子は記されていませんが、戦乱の中、自害した人もいれば、身を投げた人もいたといったところでしょうか。
それにしても悲しい話ですね(ノ∇・、)クスン あせる

 

himegafuti03
案内板。


 

himegafuti01
姫ヶ淵のモニュメント。


 

himegafuti04
アップ。姫達の気持ちを考えると…悲しいですよね。


 

himegafuti02
現在の姫ヶ淵。上流で止水しているため水量は少な目ですが、当時はもっと深かったんでしょうね。




武田勝頼対織田信長、いよいよ、クライマックスですビックリマーク


戦乱の旅 TOP へ戻る
 

アメブロ以外の方のご意見・ご質問等はこちら まで。
※返信までに時間を要する場合、お答えできかねる場合もございます。ご了承ください。

ライン宣伝07 ラインスタンプ作りました。
喜怒哀楽を兜の前立てで表現した可愛い「武将の日々と日常なサムライスタンプ」
かわいい「たぬきサムライのスタンプ」などなど。
気に入ったら使ってくださいね。よろしくお願いします。
スタンプはこちらから。

ブログランキングへ参加中です。ご協力お願いしますm(_ _ )m
パクリはやめましょう!
このブログの記事や画像の無断使用、転載は絶対やめてくださいね。
まとめサイトとかもダメです!
御用の際はこちら まで。

この記事作るのにいろんな史料を調べたり、現地に行って写真撮ったり、時間・お金がたくさんかかってます!
ズルしちゃだめですよ。

© 2010-2022 siro-sengoku-bushou.