武将の銅像めぐり、種子島時堯の銅像です。
人物名 | 銅像設置場所 | 住所 |
---|---|---|
種子島時堯 | 種子島開発総合センター・鉄砲館の向かい側 | 鹿児島県西之表市西之表 |
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種子島時堯の銅像は種子島開発総合センター・鉄砲館の向かい側にあります。
※銅像のそばまで行くと下からのアップすぎるので、正面からの写真を撮るには種子島開発総合センター・鉄砲館からの望遠をおすすめします。
種子島開発総合センター・鉄砲館に停めさせていただきました。
※銅像のそばまで行くと下からのアップすぎるので、正面からの写真を撮るには種子島開発総合センター・鉄砲館からの望遠をおすすめします。
![くるまr](https://emoji.ameba.jp/img/user/na/namida-egao/88449.gif)
種子島時堯(たねがしまときたか)は種子島家14代当主です。
天文12年(1543年)、種子島に一艘の南蛮船(中国船)が漂着します。
そこに乗っていたポルトガル人が時の領主・種子島時尭に差し出した鉄の筒こそ、後に日本の合戦史を変えることとなる火縄銃でした。
その時、時堯は16歳で、好奇心旺盛の年頃であったのも幸いしたのでしょう。
轟音を発っして的を撃ちぬいた謎の武器を2挺譲り受け、刀鍛冶の八板金兵衛清定(やいたきんべえきよさだ)に与え、複製を作るよう命じます。
八板金兵衛は苦労の末、2年後に初の国産火縄銃を完成させるのでした。
鉄砲は買ってないし、手に入れたのは2挺ではない?
※種子島開発総合センター・鉄砲館にて詳しく話を伺いました。
一般的に種子島時尭が火縄銃を2挺2千両で買ったと言われていますが、鉄砲伝来に関する書「鉄砲記」には買ったとは書かれていないそうです。
僕も読んで確認しました。
また、種子島家の系譜である「種子島家譜」にも書かれていませんでした。
僕個人の見解ですが、漂着した船を曳航し修復してあげていますし、その間の乗組員約100人の世話もしています。
普通に考えればお礼に献上されたような気がします。
種子島は位置的に貿易船が流れ着くことも多かったらしいので、船を修復するということも初めてではなかったようです。
当時の種子島の人々の良心的な行動があってこその伝来ではなかったのでしょうか。
また、種子島時尭が手に入れたのは2挺と言われていますが、実はもっとあったらしい、あるいは他の日本人が手に入れていたらしいです。
現に種子島開発総合センター・鉄砲館には種子島時尭が手に入れた2挺以外の火縄銃が現存しています。
※種子島時尭が手に入れた2挺は、1挺は紀州・根来寺の僧の手に渡り、もう1挺は島津家に献上(後に西南戦争で焼失)され残っていません。
鉄砲伝来について、意外にも不明な点が多いので驚きました。
現地に行って初めて分かる情報ですね。
種子島時尭の銅像全景。
斜めから。
鉄砲持ってます。
刀や采配を持った銅像はよくありますが、鉄砲は珍しいですよね。
刀や采配を持った銅像はよくありますが、鉄砲は珍しいですよね。
顔アップ。
もうちょっと青年でもいいような気もします(笑)
もうちょっと青年でもいいような気もします(笑)
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