テレビで崖っぷち犬リンリンの里親に当選した

馬木カズ子さんの自宅での様子が紹介されていました。

抽選会の当日は馬木さんの家に着いて

やっとケージから出されたのに

崖っぷち犬りんりんはまったく落ち着きがなく

馬木さんが近づくと警戒して離れてしまい

何度もリードを切って逃げようと暴れていました。

07年11月、保護1年の崖っぷち犬

ところが翌日、取材班が

馬木さんの自宅へ行ってみると

あまり喜んではいないようですが

新しい環境に少しなじんで落ち着いたのでしょうか

リンリンは馬木さんが近づくと逃げもせず

その手から餌を貰って食べていました。

徳島動物愛護センターの獣医

城真理さんが2ヶ月間苦労した

リードや人に慣れさせる訓練が効いているようです。

里親とリンリン

徳島新聞の記事によるとリンリンの姉妹犬も

引き取り希望の問い合わせがたくさん来たようです。

妹で幼いのでさらに環境に慣れやすいし

なじむ訓練も進んでいるので新しい里親に

引き取られても幸せになるでしょう。

⇒07年1月「崖っぷち犬の譲渡会」
⇒08年11月「崖っぷち犬返品」

 「リンリン」、近所の人気者に 引き取り1週間
 (2/4 徳島新聞)
 徳島市内の眉山斜面で助け出された「崖(がけ)っぷち犬」が、つるぎ町半田の主婦馬木カズ子さん(66)に引き取られて一週間。「リンリン」という名前もすっかりなじみ、近所の子供たちや愛犬家らの人気者になっている。

 リンリンは午前八時ごろと午後四時ごろの二回、自宅周辺を散歩するのが日課。「環境が変わったせいか、初めは怖がって抱っこもできなかったが、徐々に懐いてきた」と馬木さん。今では手から直接ドッグフードを食べるまでになっている。

 庭の一角に置かれた青色屋根の犬小屋が、リンリンの新しいすみか。近所の人たちが様子を見に来たり、おやつを差し入れたりしている。中には「ニュースで見ました」と、わざわざ大阪から見に来た人もいるという。
 
 馬木さんは「まだ少し人間におびえている様子もあるけど、かわいがって立派な番犬に育てたい」と話している。

 崖っぷち犬の姉妹犬の里親希望も殺到 県動物愛護センターに
 (1/30 徳島新聞)
 徳島市の眉山北側斜面で救出された通称「崖(がけ)っぷち犬」の里親が決まった翌日の二十九日、神山町阿野の県動物愛護管理センターには、引き取り手がいなかった姉妹とみられる犬への里親希望などの電話が殺到した。

 センターによると、電話は百件近くに上ったという。内容は里親希望のほか、姉妹犬の今後を心配する声などさまざまだった。昨年十一月十八日に同じ眉山で保護された犬は、顔つきや体格、毛の色が似ていることから「崖っぷち犬」の姉妹とみられている。

 センターは、二月十一日の「飼い主をさがす会」で里親を募る。