いつものように、ウロチョロとameブラ?していたら

 アメブロの「脳鋼ニーサン」氏の記事に

 徳島「崖っぷち犬」の話題が久しぶりに出ていました。

 リンリンは元気なようですが残念なことに

 今年の9月に県動物愛護管理センターに戻されたようです。

 県動物愛護管理センターのリンリン
 県動物愛護管理センター内を散歩するリンリン

 元ネタは2ちゃんねるの「痛いニュース」

 その元は読売新聞徳島地域版

 このことはネットで早くから話題になっていたらしい。

 崖の上の犬

 06年11月に徳島の崖から救出され話題になり

 センターで人に馴らす訓練後

 07年1月に地元の主婦に引き取られて1年2ヶ月

 08年9月再び動物愛護管理センターに戻された。

 崖っぷち犬姉妹

 一応、里親の馬木さんの体調悪化が理由ですが

 生まれつきの野犬で人になつかず穴を掘ったり吠えたりで

 去年と今年の2度も脱走して野犬化していたとか。

 ネットでは散歩もシャンプーもしない放置飼いの

 無責任な飼い主だと批判されていたが

 初めて犬を飼った主婦には大変だったのでしょう。

 里親とリンリン

 同居の息子夫婦と孫の男の子がいて

 息子の会社のマスコットにという話も聞いたが

 とてもそんな甘いものではなかった?。

 リンリンは全国で処分される犬猫の象徴なので 

 啓発教室用の犬の一頭としてセンターで飼われる模様。

 出戻り犬リンリン

 写真の女性はセンターの獣医さんかな?

 よくなついているようですね。

 元厚生事務次官と家族を殺傷した恐ろしい小泉容疑者も

 子供時代に飼っていた犬の敵討ちと供述しているらしい。

 ペットをめぐってはたくさんの問題があるようですが

 りんりんにはよい里親が見つかって欲しいものです。

 ⇒2008-11-24 「視聴者は今マスコミ叩きを求めています!」
  脳鋼ニーサン


 ⇒2ちゃんる「痛いニュース」
  2008年11月24日“崖っぷち犬”のその後…
  主婦に引き取られたが動物愛護センターに戻っていた
 

 ⇒読売新聞徳島版11月24日「救出2年崖っぷち犬」
 ⇒徳島新聞徳島のニュース11月12日「崖っぷち犬元気です」

 ⇒参考My過去記事07年2月「崖っぷち犬の里親も大変だ」
 ⇒参考My過去記事07年2月「崖っぷち犬は近所の人気者?」
 ⇒参考My過去記事07年2月「崖っぷち犬の妹も譲渡会で」
 ⇒参考My過去記事07年1月「崖っぷち犬の譲渡会」


救出2年崖っぷち犬、動物愛護のシンボルに
(2008年11月24日 読売新聞)

 眉山(徳島市)の斜面で動けなくなった犬「崖(がけ)っぷち犬」が救出されて、2年が過ぎた。「リンリン」の名で引き取られた雌(2歳6か月)は現在、神山町の県動物愛護管理センターで飼われている。センターは、一日数十匹の犬、猫を殺処分しているが、年々その数は減り、「崖っぷち犬」が有名になった後の2007年度は、大きく減って前年度より約1400匹少ない6017匹。センターはさらに年間処分数を3000匹以下に抑える目標を掲げ、「リンリンには啓発活動のシンボルになってほしい」と願っている。

 リンリンは06年11月22日、約1週間ぶりに斜面から救助される様子が全国に報道されて有名に。同センターが保護した後、07年1月、飼い主希望者の抽選で、つるぎ町の主婦に決まった。

 しかし、生後3か月を野犬として育ったために元々人に懐きにくく、斜面での恐怖、カメラのライトやフラッシュを当てられたことなど当時の体験がトラウマ(心の傷)として残る。この主婦の下から逃げ出したり、主婦の体調が良くなかったりしたため、今年9月、センターが引き取った。職員と喜んで散歩しているという。

 「全国の人が無事を祈り、救助されたリンリンを処分したくない」。センターが1年間に殺処分する数は03年度以降、1万243匹、8436匹、7721匹、7434匹、そして07年度6017匹で、捨て犬、猫の減少で年々少なくなった。ただ今年度は10月末までに3802匹で、前年度を下回るかわからないという。

 センターでは、飼い主のいない犬や猫を処分するだけでなく、それらの飼い主を募り、動物に親しんだり、適正な飼い方を指導したりする啓発教室を毎月6、7回開催。そこで活躍する犬や猫20~30匹を飼っており、リンリンも仲間に入れることにした。

 センターは「今後5年間で、処分数を3000匹以下に抑えたい。リンリンにも、力になってほしい」と期待している。


「崖っぷち犬」元気です 里親から引き取り飼育
徳島新聞 2008/11/12 10:23

 徳島市加茂名町庄山の眉山斜面からの救出劇で有名になった「崖(がけ)っぷち犬」の雌犬・リンリンが、つるぎ町内の里親の手を離れ、人に懐く訓練を受けていた県動物愛護管理センター(神山町)で飼育されている。里親の体調不良などが理由。本来は殺処分の対象だが、センターは「リンリンの存在を通じ、年間数千匹の犬猫が殺処分されている現状を考えてほしい」として処分しない方針だ。

 リンリンが眉山斜面の擁壁で動けなくなっているところを救出されたのは二〇〇六年十一月。センターで過ごした後、〇七年一月に抽選で、つるぎ町内の里親に引き取られた。

 しかし、うまく懐かず、〇七年十一月と今年四月の二度にわたって“家出”。五月からセンターで人に懐く訓練を受けていたが、里親が体調を崩して引き取ることが難しくなり、センターで飼うことにした。

 センターでは、里親が見つからない犬猫は預かった七日後に殺処分している。例外的に「犬のしつけ方教室」や「動物ふれあい教室」で活躍してもらう動物は飼育しているが、リンリンが教室に登場するのは難しそう。

 職員にはしっぽを振って甘えるそぶりを見せても、知らない人が近づくと震えるなど、人への警戒心が強いからだ。

 リンリンの飼育を決めたことについて、センターの久米明徳係長は「特別視するのはよくないが、多くの県民に、リンリンと同じような境遇の犬猫が数多く殺処分されていることを知ってもらうきっかけにしたい。動物を飼うときには、命と社会に対する責任感を持つことの大切さも訴えたい」と話している。

 センターでは〇七年度、七千四百三十四匹の犬猫を殺処分し、本年度も四-九月末までに三千二百三十七匹を殺処分した。処分対象の中には、首輪を付けるなど人に飼われていたとみられる犬猫も多いという。


リンリン (犬)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 リンリン(2006年春 - )は、2006年11月下旬に、徳島県徳島市加茂名町の眉山山麓の高さ約70メートルの崖にて身動きがとれなくなっていたところを、徳島市消防局及び徳島保健所により救出された、メスの犬である。柴犬に似た雑種犬。

・経過
 2006年11月17日午後2時頃、犬に気付いた地元民からの連絡を受けた消防局及び保健所に通報。保健所職員が現場に赴いたが、犬が自力で山に戻る可能性があるとして静観した。崖に追い込まれたのは野犬同士の縄張り争いと見られ、生後6ヶ月と推定された。
 11月20日午後、食物を口に出来ず、体力の衰えが見られたため、救出作業を開始。報道陣が集まってテレビ中継も始まる。しかし日没のため打ち切り。
 11月21日、隊員が東側から犬に近づき網で捕獲に試みるも、犬が転落しそうになったため作業打ち切り。作戦練り直し。
 11月22日正午、隊員が両側から網を用いて犬を追い込み、捕獲に試みるも落下。しかし隊員により、あらかじめ数メートル下にネットが張られていたため、無事保護。この救出劇は報道陣や近隣住民100人以上が見守る中で行なわれ、テレビでもTBSの情報番組『ピンポン!』で午前11時から午後午後0時10分頃まで生中継された。
TBSの情報番組『ブロードキャスター』のコーナー「お父さんのためのワイドショー講座」によると、11月第4週の民放各局のワイドショーはこの犬のニュースを合計で2時間34分31秒に渡って放送。この週の話題の2位であった。
救出後、当該の犬は徳島県名西郡神山町の徳島県動物愛護管理センターにて保護された。報道当時は犬に正式な名前は無く、「崖っぷち犬」や「崖っぷちワンちゃん」等と表現された。保護後、保護センターの職員は「がけちゃん」と呼んだ。
 2006年12月1日までに全国から引き取り希望の連絡が103件届き、そのうち8割が徳島県外からの申し出だったという。2007年1月28日午後、徳島県動物愛護管理センター(神山町)の譲渡会へ応募に来た11組の中から抽選により選出された里親に譲渡された。飼い主となった人物は「リンリン」と名付けた。
 その後、3月頃まではリンリンに見物客やマスコミが多く訪れていたが、その後は一段落した。飼い主はリンリンに対し朝晩の散歩と餌やりを行っており、好物は食パンだという。
 2007年11月に一時失踪。また、2008年4月18日に再び脱走し野犬に溶け込んでいった。畑に仕掛けられた罠により、5月12日に捕獲され、県動物愛護管理センターへと送られた。
 2008年11月現在、神山町の県動物愛護管理センターで飼育されている。