日本語での説明問題の指定文字数に対して
対応策を意識しておくと解答がぶれにくくなります。
赤本には英文1行あたり10〜11単語が掲載されてることが多いのですが、この量で考えた場合、日本語25字に対して英文がおよそ1行で対応します。
例えば80字以内の日本語で説明しなさい
という指定なら
英文で3行分〜3行半くらいの量になるので、
まずは
該当箇所に対してそれだけの量の下線を引きます。
(これが多すぎても少なすぎても日本語にした時、過不足が生じてしまいます)
(どこに下線を引くべきかは
以後の記事に委ねますので、
今回は字数の意識とそのまとめ方に注目してください)
次に
下線を引いた部分を
できるだけ(前後の文脈に合わせて)単語・構造に忠実に直訳を施します。
根拠が2〜3箇所にまたがる場合は
それぞれを直訳して
箇条書きで示しておきます。
その際、それぞれの直訳が何字なのかを横にメモをしておくと調整が楽になります。
最後に
①ダブった情報があれば削除
②接続詞などで説明文(解答)がスムーズに流れるように調整
③文末処理を適切に行う(例えば どういう考えか?と問われたら、〜という考え とまとめる)
④いったん問題用紙で添削を施し、字数調整を行ったあと、「清書として」解答用紙に記入します。
この操作を何となくやってしまう
つまり
英文をざっと読んで
何となくこういう内容かな
というものを捉え
直訳などを施して何となく解答用紙に一発書きをしてしまうと、、、
大切な要素の抜けが起こったり、文字の過不足の調整が難しくなったりして、雑なまとめ方をしたものを解答として提出することになります。
→これではだいたい7割の点数しかもらえない状況となりますので、特に意識して作業を施してくださいね。
解答を完全なものとするために
必ず
文字数からの(ポイントをおさえて)下線引き
添削調整
解答用紙で清書
という流れを踏んでくださいね。
こうすることで
ポイントを外していなければ
9割〜10割の得点が得られます。
解答への大切な基本作法となりますので
まずは、この流れをしっかり意識してくださいね!!
なお、大学によってはある年度で
この調整法が通じにくい場合もありますが
だいたいそういう場合は、多めに下線を引いて、添削過程がめんどくさい場合がほとんどですので、その調整法はまたの機会にお話しますね。
ここで紹介した解法をベースに国公立大学英語長文過去問を解説しています