昨日、息子が猫を連れて帰った。
4日から20日までの滞在。
一階の部屋が仕事場に使えるようになりさっそく、額作りと水彩紙の水張り。
先日、お寺のお手伝いしてた時の話。
中学校の一学年後輩が納骨堂管理費をおさめに来た。
帰り際に「せんぱあ~ぃ・・・オタモイ海岸の絵が欲しいんだけど」と。
良いよと言ったんだけどぉ・・・この野郎は、あっこの野郎なんて言っちゃいけないんだけど。
この人にとってオタモイ海岸一帯は相当、思い入れがあった所。
厳冬期に箱メガネと金具を持って岸寄りするアワビの密漁。
冬だから監視員もいないし、海藻も枯れて見つけやすくなったアワビを獲り放題。
あっ・・・いま思い出したけど一度写真撮ってあげてアワビ貰ってた・・・俺も共犯。
6月2日にスケッチしてたオタモイ海岸窓岩の絵を仕上げて置いとく事に。
ウォータフォードの細目280mm×190mm。
この紙は水が多い絵の具だとぼけた感じに仕上がる。
かといって鉛筆デッサンを強くすると淡彩との違和感が出る。
鉛筆あとをつぶすように絵の具を上乗せする。
暑さを避けてのスケッチはもう少し先だと思ってる修行人


