まだ寒かったけどカレンダー(来年用)の冬の絵が少ないので3月29日、余別(よべつ)に水彩スケッチ。
小樽駅7時発余別行に乗車し終点9時14分到着。4月下旬になると、終点が神威(かむい)岬までと延びる。
途中余市(よいち)は、猛吹雪。行ってもすぐ引き返しになるのかなと不安。着いた余別は晴天でほっとする。
余別トンネルを抜けてすぐの所にデッサン場所を決めている。ここからの、岬と神威岩が見える景色が大好き。
ここは何回か描いている。デッサンの途中で地元のフノリ取りに来てるおじさんに、話しかけられる。
「写真みたいだ、いや写真よりいいね」と。私にしたら最高の褒め言葉・・・・・。嬉しいことを、言うじゃないですか。
海上の空に浮かぶ雲を指して、「あれは雪雲でこちらに向かってきてる。降るぞ」と。そ~ゆうもんですかね。
1時間もすると案の定、急激に温度が下がり猛烈に寒くなる。続いて雪が降り始める。さすが、地元の漁師!
感心したが、慌てて荷物をまとめ、余別市街に引き返し、バスで帰る事にする。
出発時間まで、停留所の近くの民宿兼食堂でコーヒータイム。
雪が上がったので、店の人に聞くと空を見、夕方までこの晴れは、もつだろうと。船宿なので天気には詳しそう。
慌ててコーヒーの他に昼食も注文し、食べ終えてからスケッチ場所に引き返す。彩色にとりかかる。
まだ仕上がってないが出来たのがこれ。浪と、海岸のごろた石をどうしよう。
いつでも悩む修行人

