第7番目の方角

それでもあなたの道を行け [ ジョセフ・ブルチャック ]

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昨日の記事の本【あんたはすべての答えを知ってる】
と同じことをアメリカ先住民の方たちは
太古から語り継いでいるんことを感じる本です。

その中から

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はじめに～心の奥へ通じる多くの道～

中略

私の大好きな話に「七番目の方角」というのがある。

私はこれを、現代らコタ族のすぐれた伝承の語り手である、ケヴィン・ロックから教えてもらった。

それはこういう話だ。

「グレート・スピリットであるワカンタンカは、六つの方角を決めた。

すなわち、東、南、西、北、上、下である。

しかし、まだ一つだけ、決められていない方角が残されていた。

この七番目の方角は、すべての中でもっとも力にあふれ

もっとも偉大な知恵と強さを秘めている方角だったので

グレート・スピリットであるワカンタンカは

それをどこか簡単には見つからない場所に置こうと考えた。

そしてとうとうそれは、人間がモノを探すのにいちばん最後に気が付く場所に隠されることになった。
それがどこであったかというと

ひとりひとりの心の中だったという話だ」


アメリカ先住民の文化においては

宇宙の創造新であるグレートスピリットと個人のつながりは

ことあらためてつくりださなくてはならないものではなく

ただ心の奥底から想起しなければならないものなのだ。


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何も新しいことではなく

太古から伝えられているように

シンプルに心の奥底から通じるグレート・スピリットと繋がること。

アメリカ先住民、アイヌの方たち、アボリジニ

ネイティブな方たちは今も心豊かな生活を守っているんですね。

でも、この本にも書かれているのですが

現代文明に侵略されて彼らの生活も大きく変わってしまったとあります。

合理性、経済、お金、便利さ、などなど

今こそ先住民の知恵、日本人の大和魂

なのかな



本には長老たちのスピリットが詰まってますよ


すばる星へささげる歌

空と大地が出合う地平線の上

彼らの立ち上がるのを見よ

おお、すばる星よ

われらを導くために

いかにも彼らは昇ってきた

われらを安全に導きたまえ

ひとつにまとめたまえ

おお、すばる星よ

あなた方がひとつに団結し合うように

ともに生きる道をわれらに教えたまえ

（伝承歌・ポーニー族）