コミティア124・第23回文学フリマ東京、サークル参加してまいりました。

 足を運んでくださった方、本をお迎えくださった方、遠方から応援の念を飛ばしてくださった方、などなど、ありがとうございました!

 

 

 

 

 両日ともA1ポスターを飾ったんですが、写真加工アプリの調子が良くないため、机上レイアウトのみにて失礼します!

 

 もうなにはともあれ。

 「ワスレナウタ」新装版が無事出ましたよ~…。

 良かった、良かったね…。とりあえず良かったよ…。

 500Pをこえる分厚い本なので、かけた時間と労力と印刷代の分だけ、イベント前の「まったく手に取られなかったら…」の予習もはかどって、我ながらめんどうくさい行きたくないモードに入りかけましたが、連休初日に柳川麻衣さんと観劇ついでに色々お話聞いていただいて、なんとか落ち着きました。お世話おかけしました…。

 

 今回あらためて、毎度分厚い本を出されてる長編書きさんに畏敬の念を…。いや短編より長編の方がえらいって言うつもりはないんですけど…。同人誌の予算会議とか搬入部数会議は、ずっと慎重にやらなきゃ…一瞬で財布とか腰が詰むじゃないですか…。石油王はのぞきますけど…。このプレッシャーを毎回…。尊敬します。

 

 そう、今回、入稿もひさしぶりにバタついてしまったんですよね。

 ファイル送った瞬間ミスに気付いて真っ青になって印刷所さんに電話… みたいなこと、やらかしてしまったんですが、時間もない中、きれいに仕上げていただいてもう… 感謝が言い切れないです…! 

 どこで刷るか、相当迷ったし、この本をつくることを想定して、他の本でいくつか初めての印刷所を試したりもしてきたんですけど、少なくとも本体はもうSTARBOOKSさんから離れられなさそう…!(いやでもプリントオンさんは文庫わくドキセットをつくって欲しい! 何度でも言う…!)

 

 いろんな印刷所さんに、こまごま、ノベルティ等、発注していたので、忘れ物とか、お渡し忘れとか、イベントが続くことでの搬入搬出間違いみたいなことで気を張っていたのと。

 あとカバーが… 見栄えを考えて、気合入れて帯までPP加工なので、なかなか折りぐせがきれいに入らず…。

 ひたすら折る、折る、一冊売れる(ありがとうございます)、折る、折る、売れる、豆がつぶれる、別の指で折る、豆がつぶれる…。 

 恐怖、冬青を訪れるたびに増えていく売り子の指のばんそうこう… みたいな、ひとり満身創痍、みたいなことをやっている間に、ぽつりぽつり足を止めていただいて。

 ポスターや装幀やイラストをお褒め頂いたり(すごく嬉しい)、〇〇さんが勧めていらっしゃったので~みたいな言葉をいただいたり(〇〇さんありがとう会った時にお礼言います)、待ってましたって言っていただいたり(ほんとうにこれはごめんなさいとありがとうございますが入り混じってきちんとお話できなくてお恥ずかしかったです…すみません…)。

 噛み締めている間にも折って、折って… している間にイベントが終わっていました。

 

 すごく… なんだろう… 気を張ってお仕事した感…。

 一冊の本を売るのって大変って… 思いました…。「一生に一度はバズって、列整理とかしてみたい☆」と思っていたけれど、まだまだ生産能力が追い付いていないやつです…ね…。

 でも一冊一冊ていねいに仕上げて、お手渡しできて、充実感はありました。

 

 文フリのほうでは前日動きがひかえめだった「Wedding Invitation」がどんどん出て行って、背中合わせ配置だった柳川麻衣さんに分けていただくなどして、分担して頒布し。

 イベント後、めでたく、半年たたないうちに三刷の手配をさせていただくことが叶いました! ありがとうございます…!

 連休初日に麻衣さんとお会いした時、どうしましょうねぇ、とは軽く相談していたのですが、コミティアではそれほど… だったので、やっぱりいらないかなぁ、という空気になりかけていたのですが。また新たな方に手に取っていただける機会をいただけて、嬉しいです。せっかくなので、あちこち持ち回りたいです…。特に2OLは《party》というコンセプトにぴったりということもあって、目玉配置にしてあげたい…。

 

 そう、そんな、下を向いてひたすらカバーを折って、時々本を見ていただいて、という記憶ばかりで、全体の人出もあまりチェックできておらず、お買い物も、お話も、ここでしか絶対お会いできなさそう、といういくつかのサークルさんに絞らせていただいたのですが… それでも、楽しくて、たくさんエネルギーを分けていただきました。

 

 連休明けは指と筋肉痛でぼろぼろ、どこに行ってきたの、と会社で笑われる始末でしたが…。

 

 引き続き、本屋にはない、少し苦しく尖っていて、安心して読める(よく言っていただく言葉なんですが、並べると矛盾していますね)、所有したくなるようなきれいな本を、お届けできたらな、と思っています。刊行ペースは速くはないので、お気が向いた時、見ていただけたら嬉しいです。

 

  ◇ 

 

 こちらでの告知は間に合わなかったのですが、5月11日~13日で、「BOOTH Festival イラスト・マンガ・書籍回」という、これはweb上の即売会ですね…、新しい試みに参加させていただいて、あと一時間と少しで終了なのですが、こちらもたくさんご利用いただいて、通販の予定部数まで達しそうな感じです。絞り込みがふわっとしていて、どうやって見つけていただくんだろう? と思ったものですが…。拡散のご協力もあってだと思います…。ご協力くださっている方々、いつも本当に、ありがとうございます。

 

 

 「BOOTH Festival イラスト・マンガ・書籍回」終了後、イベント参加が続くので、一度BOOTHの冬青通販部は閉めさせていただきますが、6月中旬に再開しますので、こちらも、気になっていたという方、お気が向いたら、思い出してやってくださいませ。

 

  ◇ 

 

 webではない、次の直接参加の頒布イベントは、

 2018/05/27 第四回文学フリマ金沢

 です。会場は、ITビジネスプラザ武蔵。

 初めての北陸で、7's Libraryのななさんと隣接です。

 ななさんとは、合同誌も計画しています。

 詳細は、またお知らせ出来たらと思いますが、取り急ぎwebアンソロのアドレスを置いておくので、興味がありましたら、予習がてら見てやってくださいませ。

 【う-13 冬青】 https://c.bunfree.net/c/kanazawa04/6F/う/13

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ようやく、……ようやく、お届けが叶いそうです。

 

 

 
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◆概  要:フルカラーカバー+帯+しおり付/530P
◆価  格:1500円(イベント価格) 1700円(通販価格)
◆頒布予定:
2018/05/05 コミティア124(東京ビッグサイト)【お19b 冬青】
2018/05/06 第二十六回文学フリマ東京(東京流通センター) 【C-42 冬青】
2018/05/27 第四回文学フリマ金沢(ITビジネスプラザ武蔵)【う-13 冬青】
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閉鎖都市アンジェリカでは、審査を経て選ばれた
只ひとりの歌姫を〈 天使 〉と崇めている。
稀代の歌姫レシカ・カネーレに侍女として仕えるジラは、
かつて審査に臨み、彼女とその座を競ったライバルでもあった。
不遇の境遇を〈 歌 〉に縋って覆そうとしたジラは、
恵まれたお嬢さまであるレシカに敗れ、
清濁織り交ぜた葛藤に灼かれながら十年の時を過ごす。
しかし、レシカに縁談話が出たことで、危うい均衡に罅が入り――。
憧憬、苦悩、嫉妬、情熱、執念。
同性同士ゆえの、名前をつけきらない感情が交錯する、
呼吸が詰まるようなガールズラブ。
 
※本作品は、2013年から2014年にかけて発行した同人誌
『解放弦―The released string』『愛の夢』『ワスレナウタ』を
一冊にまとめ、加筆修正したものです。
重複購入にお気を付けください。
書き下ろしはありません。
 
「出します!」とサークルカットで告知してから、一年九ヶ月…。
何をしながらも、このことがずっと頭の片隅に引っかかっていました。
デザイン面やイラスト描き下ろしでは、当初のスケジュールをもとに、お忙しい中、随分早くに動いていただいて…。
思い入れ以上の形でかたちにしていただいたんですけど、私の都合が噛み合わず、ずいぶんご迷惑をおかけしてしまいました。
 
本当は、こんなにがっつり手を入れる予定ではなかったのですが、
既読の方はご存じ、元はA5の同人誌で、さらには少々変則ルールでの改行を試した作品だったのですね。
これを文庫の型に流すと… びっくり… 
とっても見栄えが格好悪かったんです…。
 
A5版は、一度に目に入る文字数も文字の散り方も違うし、あれはあれでひとつのかたち… と思うのですが、文庫はなんだかこう… 別物ですね。
 
そのまま、はいどうぞとお届けするわけにはいかないし、まあ、でも改行位置とページ送り部分を見直せば何とか…
あっ全然ならない…。 
 
このことは去年の振り返り記事にも少し書いたんですけど、自分の文章の組み立て(装飾でなく素地の部分ですね)そのものを見直すという、貴重な期間、貴重な機会になりました。
気付かないうちはまだ良いんですけど…(良くないんですけど)、気付いてしまうと、もう、読み返すたびに気になって、内容どころではないので…。
 
思い入れのある作品なので、自分でも読み返したい、というわがままを、随分いろんな方に励ましていただいたり叱られたりあきれられたりしながら、最後まで通させていただきました。
私はそれほど我の強い方ではないと思っていたんですけど…、うまく言えないんですけど、これはそういうところでつくった作品みたいです。わがまま100%。
 
そして、どれだけ集中して時間をかけてやろうとしても、素人ひとりの手校正には限界がある…。ということを噛み締める工程でもあった気がします。出版社というものはやっぱり、すごいし必要なんですよ…。(あたりまえのことを口にする)
 
 
 
 
カバー・帯・カバー下・目次&登場人物紹介ページのデザインは、同人誌の依頼を受けていらっしゃるデザイナーさんを、これもものすごくこだわってポートフォリオとかをよなよな検討させていただいて、

alpadesign サカモトナオ様
http://alpa-design.com/

にお願いさせていただきました。細かく相談に乗っていただき、すごくきれいにつくってくださって、感謝の言葉が尽きません。

 

イラストはA5版から引き続き、

fa,la,la,la,lal,de; 白鴇様

http://stonedbird.nobody.jp/

にご担当いただきました。

というか、最終巻が、これ以上に「ワスレナウタ」のお話を表したイラストはない、という出来でしたので、新装版も、無理を言って再度使わせていただきました。

新装版発行のお祝いの描き下ろしイラストをいただいたので、それはぜひ、皆様の手元でいつでもじっくりご覧いただける仕様にしたいと、数量限定の特典のクリアファイルにもさせていただいてます。

これ、ものすごくきれいに印刷していただいたので、ぜひ、どのみち購入するよって思ってくださってる方には、特典があるうちにお迎えいただきたい…! 

白押さえに黒の線画のみのクリアファイルって、私が知る限り、あまり見かけたことがなかったのですが、すごく、成功、白鴇さんの色気のあるタッチを間近で堪能できる出来です…! 自分用に100枚欲しい。

 

 

 

 

特典その2の不織布バッグも、実は何回かぽろぽろ持ち込んでいるのですが、本来このために刷ったものなので、ようやく箱を再び開封してあげられてすごく良かったです…。ベージュに、インクが、フランスの伝統色というDICカラーガイドの、ワスレナグサというお色です。

こちらの絵本タッチのイラストも、前回のネイビーの不織布バッグに引き続き、

Land 白豆様

http://patter-plop.chips.jp/

にお願いさせていただきました。雑貨のようなおしゃれなデザインで使いやすいです…! これもとてもきれいに印刷していただきました。

 

ご協力いただいた方への謝辞と、お待たせしてしまった読者さまへのお詫びを書き連ねていると、どれだけ紙面があっても足りない… となってしまいそうですが、取り急ぎ、出します、というご報告を、ブログをご覧いただいている皆様の方へ、させていただきたく。

 

詳細はtwitterや、pixiv、boothや、webカタログでご確認いただければと思います。

 

 

 

Pixiv サンプルページ … 

https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=68535574

 

booth(通販のご予約開始しています) …

https://tosei.booth.pm/items/830857

 

文学フリマwebカタログ … 

https://c.bunfree.net/p/tokyo26/2620

 

 

あげられそうならまたお品書きをアップします。

 

完全新作ではないので、もうA5版をお持ちだという方は、新装版のお知らせが多くなってごめいわくかもしれないのですが

この機会に、またご新規の方にも「ワスレナウタ」のことを知っていただければ…と願っておりますので、

しばしご容赦いただければ幸いです。

 

もう少しでお届けできるのが楽しみです…!

 

 

 

 お知らせです。

 

 先月末くらいから、「無敵恋愛S*girl(エスガール) 2018年 3月号」に掲載いただいた短編小説を、kindleさま、hontoさまなど各ストアさまにて、電子書籍として配信していただいてます。

 

 
 

 「オネエBA(ビューティアドバイザー)のうる恋タッチアップ

(著:栗谷あずみ イラスト:春瀬なつた先生)

 

《あらすじ》
百貨店で働く和音は世渡り下手で今日も怒られてばかり…。 そんな時、突然救世主のように現れたのは、美容部員のオネエ男子・ツバキ。 バシっとモノを言い、好きなように振る舞う。 そんな彼に惹かれていく和音だったけれど、オネエな彼とは恋愛関係になんてなれるはずなく…。 色気たっぷりのオネエさんに愛されて、濡らされちゃう、胸キュン体験、してみませんか?

 

amazonページへは以下のリンクから…

 

 

 

 「オネエ彼氏は野獣でした。」特集号に書かせていただいたお話です。

 雑誌掲載時とは違い、表紙がカラーになってます。挿絵も収録されておりますので、忙しくて雑誌で読めなかった、読みたい、って方がもしいらっしゃいましたら、ぜひダウンロードしてやってください。短編なのでさくさくお読みいただけます。

 

 雑誌の電子書籍も、いつでもご購入可能です。たくさんのオネエ彼氏がご覧いただけますので、こちらもぜひ。

 

 

 

 ほか、商業情報は 栗谷あずみ WORKS にまとめております。

 安心して読める、Hシーンを含む男女のラブストーリーが好きだ! って方は、よかったらのぞいてやってください。

 よろしくお願いいたします!

 

 

 

 表題のイベントに、「冬青」の本を委託でお預けさせていただきます。

 中国・東海の方、見本誌を見てご検討いただける機会ですので、お近くにお立ち寄りの方は、ご覧いただけると嬉しいです。

 

 

2018/3/11 花鳥風月137 
島根県松江市くにびきメッセ大展示場2/3 「冬青」 委託コーナーNo.17
 
2018/3/18 恋するパレット14
三重県四日市市文化会館第4ホール 「冬青」委託コーナー
 
 
 お預けしている本は、以下の三種類です。
 

【既刊】

短編集「消滅可能性私達」 文庫/68P/300円 16/09/18発行 

柳川麻衣さんとの合同誌「Wedding Invitation」 文庫/142P/800円  17/11/23発行

 

 

【無料配布】

紹介本「ワスレナウタお試し版」 文庫/36P/無料配布 16/10/8発行

 

 

 

 

 「わたしのまちはきらきらくらい」を、こう、引っ越しが決まって、書いて、いなくなった上で、四日市で頒布していただくっていうのは、ほんと、おまえ、ほんと…!って感じなのだけれど、恋パレさん会場は、元職場のとても近所で、なんか、筋だけ、通しておかねば、みたいな、私はこんな者… でした!みたいな。

 すごく猫をかぶっていた土地という体感があり…。

 本当は元職場のおねえさま(工場の話をした人)に、「消滅…」も渡せたら、いいんだけど、おねえさまたまに上京してお茶だけするんだけど、そんな勇気もなく…。そんな勇気もなく、言えない空気がある浮世ってやつはなんなんでしょうね、私はだれに対して猫をかぶっているんだ?? しかし肩を擦り合わせるだけの優しい他人と小説に書くようなお話は、できたためしがありません。だから小説だけ行ってもらいます。行ってらっしゃい! よろしくお願いします!

 

 

 

 

 

 ご報告です。

 

 小説投稿サイトのエブリスタさんで開催されている、

"三行から参加できる 超・妄想コンテスト " 第65回 「プレゼント」の回で、大賞をいただきました。

 

 

 

 良い響きですね…。大賞…。

 

 その節は取り乱してしまって、お恥ずかしいところをお見せしました…。

 こう、この頃はだいぶ落ち着いていたのですが、それでも何日かに一回は「賞が欲しい… 賞が… 承認が…」みたいなことをうわごとのように真夜中に繰り返す発作をですね…。昔からの持病のようなものでして…。
 発表の前日にもオリンピックのバイアスロン競技を見てかっこよさに悶えつつ、「私の人生の時間をこの方々に差し上げるべきだった…」って落ちておりました。そんなこと、もし親しいお友達が言っていたら怒るんですけどね…。人生はレースじゃないし優劣を決めるためのものではない…。わかっているし、反論したいのに、理屈ではないところで、とらわれてしまってるのでしょうね。こわいこわい。
 
 幸運。手に入ってしまえば、そんなふうに軽やかに、言葉で弄ぶことすらできるのですが。
 逆に言えば、不運だと思っている間は、誰かに、「死ぬまでこのツイてない感じが続くわけじゃない」と言って欲しいものなのかもしれません。
 
 いや、そんなツイてないかって言われると、そうでもない、めぐまれているなぁと思うこともたくさんあります。
 なんなんでしょうね。ぜいたくか。
 たくさんお祝いもいただいてしまって、もうそれはそれはめちゃくちゃ嬉しかったです…! 祝福! コンフェッティ! ありがとうございました!
 
 少しずつ少しずつ膿を出していって、柔らかい作品も、書けるようになりたいです。
 なんにも書けなくなるこわさもありますけど…(呪いは、ある意味強いので)。
 
 エブリスタさん、選評、すごくないですか。「アリエンス」が、百合(女の子同士)ってことに特に言及しないの、私は個人的にすごいなって思いました。自分がキャプション等に説明を書き忘れたのかと、最初は思ったくらい。評価に「百合だけど」「百合だからこそ」的な修辞がない。投稿サイトとして、この姿勢はすごく…、いや注意書きしろって方のご意見もわかります…、わかりますけど…、この立ち位置はすごいな、って感じただけで、そこにこそ、膿が取れて薬まで塗っていただいた、そんな気持ちがしたのです。
 むずかしいな。百合を書いていることに劣等感とか、ひけめとか、居場所のなさとか、そういうものを強く感じているわけではないのです。
 ただこう、存在をゆるされているけど、そこに付随する修辞というか。
 「同性同士、禁断の恋」的なあおりも、まだまだ多い。界隈だからこそ多い。BLも。「そこが萌え」って声も大きい。
 確実に同士に届けるためのわかりやすさ、という話もある。
 なにが悪いとか一概に言えないのですが、でも、書く方ではない、届ける方の世界にも、いろんな方がいらっしゃって、各々の方向に歩き出しているものなのだと… 書いてみると当たり前みたいなことを思ったのでした。おわり。