$dans ma tete
Parisに行ってきました。。。

今回は、brut . Sympaticのイメージビィジュアルの撮影が目的でした。

M時代は研修旅行の引率などで、度々Parisを訪れていましたが、離れて以来初めて行く事になりました。
だからか、何だか今までと違った気分でした、、、

撮影に関しても、今まで何度か行っていますが、これまた違った気持ちで行いました。。。
今までは、Mのイメージがあったためか、モードっぽさをとにかく強く出したいと感じていましたし、
”パリっぽさ”なんて、、、って感じでしたが、(僕はParisに3年住んでましたが、良くある帰国してフランスかぶれしてるっていうのが大嫌いなんです。。。)今回は、サロンのイメージビィジュアルという事もありましたが、なぜか???パリっぽいのを創りたい!!!と思いました。
もっと細かく言うと、「日本人が思う”かわいらしさ”をフランスが表現したら???」というテーマを自分に持ちました。。。
何だか、今までの自分に無いモノって感じだったのですが、どこかで新鮮さが欲しいと思ったのだと思います。。。

ロケをパリの街でしたいというのが、イメージにどうしてもあったので、この日の長い季節を選んだのですが、、、天気は良いのは良いんですが、、、暑い。。。日本の暑さとは違いますが、さすがに32、3度になるとキツイです。。。(日本と違ってクーラーとか少ないんです)
今回は2日に分けて2人のモデルを使っての撮影でしたが、あまりの天候に1日はスタジオで撮影し、もう1日をロケという形にしました。。。

つづく、、、




今回の内容は、とにかくエフィラージュと他のカットの違いを知ってもらうという事と、テーマであるフォルムコントロールを考えて、スタイルはショートにしました。それも、シンプルなのに、、、
ショートはエフィラージュの理解のためには、基本中の基本です。そして、あくまでシンプルにしたのは、デザイン性が強すぎたりすると、読者の目がそこに行ってしまう恐れがあったからです。
そして、Before&Afterなのですが、大きなスタイルチェンジでなく、ショートからショートのサロンワークでも良くあるパターンを選びました。。。
すべては、違いを理解してもらうためです。。。

そして、今回何をしたかというと、、、「長さと量の関係」にスポットを当ててエフィラージュを説明しました。テクニックの話をすると、いっぱい出てきてしまうし、複雑になります。また、他のカットと比較した時の利点を探してもたくさんあります、、、、じゃ、何が1番違うのかと考えたら、長さと量の捉え方が1番の違いかなと思いました。エフィラージュもカットしていく中で、様々な切り進め方があります。だから、今回のやり方がすべてではないですが、あくまで、第1歩として、、、「量を調整して長さを切る」を実践しました。

詳しい中身については、8月1日発売のUresta!を見て下さい。。。
撮影はヤラセなんてまったくなしで、最初から最後までスタジオでカットしました、、、
ホント、動作ごとに写真と解説をしました、、、今まで、デモンストレーションなど何度もしてきましたが、こんなに細かく説明した事はありません。。。
メイク担当で来た高山も、「DVD撮れば良かったですね、、、」と言っていたほどです。。。

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まだ、どんな形でページが出来上がって来るかは分かりませんが、、、いつになく楽しみです!!!
本当に、関係してくれたすべての人に感謝です!!!有り難うございました!!!
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HAIR MODEの撮影に行ってきました。
今回は別冊のUresta!のページです。Uresta!は作品ページが主体の本誌に比べると、各号テーマにそって、美容師の向上を目指している雑誌です。9月号は「髪に合わせたカット技術」の特集ということで声をかけて頂きました。

今回担当して頂いたヘアモード副編集長の村山さんとは、agence21東京ステージの講習でお会いしました。
その時、「エフィラージュの特集を、、、、、」とお願いしました。と言っても、簡単な話ではないと思っていました。。。僕としては、エフィラージュって業界紙の視点から見たら面白い事いっぱいあると思うんです。だって、まともに技術として紹介されたこと1度もないですから、、、
でも、裏を返せば、業界紙として取り上げづらい部分もあるという事だと思います。。。
そんな、エフィラージュを取り上げたいと、、、会議で戦ってくれたみたいです。。。

「髪に合わせたカット技術」というテーマ、、、本当は全部エフィラージュの得意な所、、、でも、今回はフォルムコントロールについてのページを使ってエフィラージュを紹介することになりました。

僕自身、何度か業界紙でお仕事させて頂きました。その中でテクニック紹介をした事がありますが、本質に迫る事なく、スタイルポイントの美味しい所だけみたいな感じになってしまいました。。。
そもそも、エフィラージュと他の平均的なカットと比べると前提が違ってるワケなんです。
ここが1番難しい部分なんですよね、、、業界紙は幅広い美容師に向かって情報を出してるので、前提が同じの方が伝わりやすいというように考えているのだと思います。
反対に新しい情報は産まれづらいという事になります。。。
美容師の人達だって、本当は新しい情報が欲しいと思ってるから業界紙を見るワケで、きっと理解するかどうか?簡単に取り入れられるばかりが重要では無いんだと思うんですけどね、、、

ですので、今回はせっかくやるので、徹底的に行きたいと思い、村山さんと度重なる打ち合わせに協力して頂き、エフィラージュにおける前提を伝え、色々やるのでなく的を絞り1つの事だけを伝え、エフィラージュが他のカットとの違い、ただ髪をドライで切るだけないという事を知ってもらえれば、、、と思い内容を決めました。。。(正直なところ、読者というよりは、ヘアーモードさんにちゃんとしたエフィラージュを見てもらいたいというのが本音ですが、、、)

つづく、、、