VINGT ET UN Present

PHOTO CONTEST 2017

 

https://www.21paris.info/photocontest

 

今年もフォトコンテストが開催されます。

今回のテーマはCUT&STYLINGコンペと同じ「WOMEN IN ROCK」です。

 

VINGT ET UNで開催されるイベントは、その主体であるエフィラージュが盛り込まれています。当然テクニックという評価があります。もちろんエフィラージュだから出来るスタイルや表現があるからこそであるのですが...

 

これに対してフォトコンテストは写真として純粋に作品が評価されるイベントです。

僕等は美容師であると同時にクリエイターでなくてはなりません。クリエーションを楽しみ表現するという事からフォトコンテストはスタートしました。

 

僕自身、美容を始めた当初はカットに夢中で、リアルである3次元が全てだ..なんて思っていました。今考えると本当に稚拙な考え方でした。

 

写真は、その限られた中に自分のイメージ、スタイルコンセプト、メッセージ、テーマを伝わるように作品にしなければなりません。3次元の世界と違って、言葉を使う事も他覚的に見せる事が出来ません。だからこそ、自分が何を表現したいかを、より明確にする必要があります。実際に写真にする事で見えてくるバランス、ポイントなど目線も変わってきます。

 

作品を作るから写真を考えるのでなく、日常的に写真をイメージしてからカットをする事が必要ですし、自分の進歩への近道だと言えます。

それに現代は発信の時代ですから表現を形にする事はとても重要です。

 

撮影というと、ハードルが高い...と思う人もいると思いますが、この機会にチャレンジしてみて下さい。

審査はネット上での一般投票で行われるので、まだまだエフィラージュは出来ないなんて人もフォトコンテストからスタートも面白いしチャンスがあります。

もちろんアイディア溢れる学生の方もチャレンジして欲しいと思います。

 

サロンワークと違った個性溢れる自由な表現を楽しみにしています。

 

Keigo

 

 

 

 

 

+VINGT ET UN present  TRANSITION

 

+VINGT ET UNのイメージビデオ第一弾は「TRANSITION」です。

 

今回はbrut 秋葉による作品になります。

イメージビデオを製作しようとメンバーとミーティングをしている時、秋葉から出たテーマは「ミス・ヴァンテアン」でした...

*イメージビデオはメンバーそれぞれテーマを決めて製作していくスタイルです。

 

ミス・ヴァンテアン...一瞬ふざけているの?と思ってしまいますが、秋葉なりのコンセプトがありました。VINGT ET UNはモード、強いというイメージが主流なので、それとは違ったイメージのVINGT ET UNを表現したいとのことでした。

これは、+VINGT ET UNとしての方向性としては目的の1つであったので面白いテーマでしたが、難しいテーマでもありました。

 

スタート時の企画は、毛色の違ったモデルを使ってVINGT ET UNを表現するという形でしたが、模索していく中で、Sympaticの遠藤を題材としたビデオを製作することになりました。

遠藤は昨年Sympaticに入ってきたアシスタントで、才能あふれるこれからの世代のスタッフです。日頃から秋葉が教育で接してきているので、題材となることになりました。遠藤は良くも悪くも現代の日本的美容師という部分を持っていて、ヘアスタイルにしてもファッションという世界においても違った価値観に入りだしたばかりでした。

このリアルな状態を映像を通じて表現するのがテーマとなりました。

 

日本の今の女の子の現状(ヘアスタイル、ファッション)に秋葉の考えるVINGT ET UN的エッセンスを加えることにより遠藤、モデルが変化をしていくという内容です。

製作については.....つづく

 

 

前回、+VINGT ET UNでイメージビデオを製作していると書きました。

今の時代、スマホ、SNSの普及に伴い、発信していくは、どんな世界であれ業界であれ絶対条件だと感じています。

美容の世界でも良いか悪いかは別として誰でも発信をする時代になりました。

どんなに何か出来ても、発信しないなら出来ないと判断されてしまうかもしれません...

(自分がblogをリスタートさせた意味でもあります....)

 

そんな中で生まれたアイディアがイメージビデオです。

これは、インスタなどを見ていて思った事がスタートです。

文字より写真、写真より動画という流れが見えます。美容で見ていても美容師によるヘアスタイル写真や作品など恐ろしい数が今発信されています。

HOW TOモノを除くと動画は少ないと感じます。

自分が感じる事として、海外のモード紙やメゾン(ブランド)はイメージを動画で発信する事が日常になって来ていると思います。

 

+VINGT ET UNを立ち上げた時、まさに発信がテーマでした。前身であるコミュニティで撮影など行ったりもしてきましたが、自分たちだから出来る発信という点で納得と満足が足りていませんでした。

他と区別がされ、新しさを感じれる....その答えがイメージビデオでした。

 

VINGT ET UNはただエフィラージュという技術をやるだけの組織ではありません。

常にモードを意識しながら、その世界観を創ることをコンセプトにしています。

もちろん、写真でもできますが、+VINGT ET UNだからこそ作り出すことのできる世界観を表現できるのがイメージビデオだと思っています。

 

+VINGT ET UNのスタッフがそれぞれテーマを決め製作し発信をしていきます。

Numero 1: TRANSITIONが先日出来ました。詳しい内容は次回....

今回は、その予告編です。