昨日は年に一度の茂原ツインサーキットの3時間耐久。
このためにコツコツとマシンを仕上げ、じゃぶじゃぶと資金を費やしてきたつもり。
3月に買ったGSX-R125、車体だけではレースはできません。
レバー、ステップ、ペダル、そしてNEWタイヤ投入と意気込んで参加です。
ところが、当日の朝、やけに明るすぎるなと目が覚めて時計を見ると6:50。
やっちまったと、慌てて支度して車に飛び乗りサーキットへ向かいます。
筑波だったら完全アウトですが、幸い茂原は近かった。8時に到着し、ぺアライダーのN村くんとOZさんにマシンを引き渡し、滑り込みセーフで車検を通してもらった、アホですみません。
9時過ぎから40分の練習走行。
暖気して、ウォーマーかけて準備万端、練習スタート!
3周目、そろそろ温まったかなというところで膝でも擦るかとバイクを寝かした途端、フロントタイヤがバタバタと逃げていく。
転んだ!と思ったが、偶然にもグリップを戻した。
その後様子を見ながら周回し、恐る恐る寝かすと今度はフロントが切れ込み、心臓が飛び出そう。
10周が終わりライダー交代。
とてつもなくフロントのトラクションが薄い旨を伝達し、発進。
10周くらい走って戻ると、第2ライダーN村くんもおっかない思いをしたと恐怖体験を語ってくれた。
第3ライダーOZさんは、年に1回のレース参加で、とても楽しみにしてくれているのだが、期待を裏切るようなタイヤにやるせない様子。
しかし今更タイヤを買いに行けるわけもなく、今回はこれで行くしかない。
ダンロップのQ-lite、評判悪くなかったんだけどな・・
13時ちょうど、3時間耐久レースがスタート!
スタートライダーわたし、当然のことながらぜんぜんペースがあげられない。
NSR50で53秒で回っていたコースを、58~1分かけて周回、だって怖いんだもの。
第2ライダーN村くんは絶対に転ばない走りで、冷静にバイクの状態を分析し、今後のセッティングについてかなり辛口のアドバイスをくれた。
続いてOZ-MAX先輩の走り。
この方、バイクに乗ると温厚な性格から豹変する傾向があり、まるでこち亀の本田巡査。
56秒を数回記録した後、55秒に突入!
あんなに跳ねるバイクで、次の周あたりやばいよなーんて言ってたら、本当に奥の複合コーナーで転がっておられました。
あー、やっちゃった・・・(これで俺の寝坊帳消しだな)
それまでクラス4位と健闘しておりましたが、そこからは完走狙いに切り替え。
のつもりでおりましたが、いつもの通りタイムアタック合戦が始まりヒヤヒヤものです。
しかしそこから何とか転倒もなく、フロントの跳ねも転ぶ跳ねと転ばない跳ねの区別がつくようになってきて、完走は果たせました。
その後のファミレス反省会ではダメ出しの嵐。
厳しい注文を受けつつ、でも車種替えたら話題がいっぱいじゃん!と思ったのは完走できたから。
本日もラインで熱く足回りの方向性についてご意見を頂戴しました。
もう少しちゃんと走るマシンに仕上げなくてはなりません・・・
でもなかなか楽しくなってきました。